ファイナル・カット

肩透かしくらっちゃった。
内容次第ではもっと面白くできそうなのに。
妙に主人公がウツウツしてて、過去の過ちを引きずりすぎてて。

頭にチップを埋め込まれた人は、
一生の間に見た光景をすべてチップに記録されるという。
その人が死んだら追悼集会かなんか開いて、
チップの記録を映像として皆に流し、故人を偲んだり出来る。
それを上手に編集してくれる人が主人公の編集者(カッター)。

人間、一生生きてく中で良い行為ばっかしてないし
もし悪いことしても死んだ後に編集者に見られちゃうんだよ。
後世誰かに見られるであろうという前提で生きてくのって嫌だね。
オナラひとつできやしないじゃんか。

政治家や偉業を遂げた人ならチップの意味あるかも。
悪行を墓場まで持ってくことができないようにってことでさ。