アントキノイノチ

「あの時の命」がこうなったから今こうして繋がっている。

あの時の命→あのときのいのち→アントキノイノチ→アントニオイノキ
ああ、やっぱこうくるんだろうなあ、と想像通りな展開。

前半の重い、暗い、苦しい、これはいいです。
ですが、徐々に方向性がそっちに行くんかい?と。
後半は焦点が定まらず、です。

役者さんたちに演技は良いです。
岡田君と奈々ちゃん、目の微妙な動きや気持ちのザワつき感うまいです。
脇役で出てくる皆さんが、冷たい熱帯魚等の作品にポチポチ出てくる方たちなんで
もしかして園監督?と思ったら違ってました 笑

遺品整理業、介護施設
奈々ちゃん演じる彼女の就職先はナイスチョイスです。
でも彼女の最後はあれじゃいけない。
なんでそういう風に話を持ってったのか?惜しいです。

高校時代の皆の無関心。
これ、「今」の永島君とつながりません。
だからどうした?あの回想シーンって?となりました。

度々いいますが、役者が良いのにもったいない気がします。