アメリカン・サイコ 感想

クリスチャン・ベール…パトリック・ベイトマン

・ちょっと待て!理解できないよ~!

人を殺す衝動を抑えられないパトリック。

てっきり昔のヒッチコックのサイコの現代版かと思ってた。

まるっきり違ってた。

で、これは何だったのだろう。

パトリックの妄想オチ?

それとも周りのみんなはその件に関しては

まるっきり無関心な話ってなわけ?

考えれば考えるほど

頭がこんがらがってくる。

スリラーではないtってこと?

アメリカンジョークなの?

なんでパトリックの名前を間違えたりするの?

スーツやネクタイ、メガネだけで

人を判別してる人だらけってこと?

あの名刺交換シーンは

当時の時代では

高級名刺を作ることが

ステータスとしての表れだったのか?

いちいちパトリックは

落ち込んでたもんね。

どこそこの店がうんちゃらとか

女の品評とか

ウォール街の男たちの程度は

そんなもんなのか?

まあ

会社に行っても

テレビ見たり音楽聞いたり

仕事してなかったよね、パトリック。

ポールアレンにはヒューイルイス。

女たちにはフィルコリンズ。

誰だかにはホイットニーヒューストン。

音楽のウンチクをたれまくる。

これも一種のステータス?

女2人と3Pしてるパトリック。

鏡に映る自分を見て決めポーズ。

ありゃ何だ?

支配してやったぜ!のポーズなのか?

殺人を繰り返していくことで

カタルシスを感じていtってるような。

その反面、誰かに気づいてほしいと思ってる。

では本当のサイコパスではないよね?

素っ裸でチェーンソーを持ち

走り回るパトリック。

ああ、もう狂気の世界に突入。

殺ったんだよね?

信号待ちしてる女も

路地裏ホームレスも

モデルの女も

ポールアレンも

イトコも

娼婦も

ATM前のご婦人も

電話で話してた何年も前からの十数人も

ただ世間は

殺しやパトリックに

完全無関心ってことだよね?

いや、パトリックだけでなく

殺されたポールアレンも人違い。

結局、関心は自分しかないという

皮肉った映画ってことでいいんだよね?

じゃなきゃ

妄想中に名前間違いとか

つじつま合わないようなことが

起きるわけない。

で、パトリックは

延々にその苦しみから

逃れられないってことでよい?

やや、

これは迷宮入りの面白さかもしれない。

サジ投げたくなるクソ映画ではなく

追究したくなるような映画。

アメリカン・サイコ(字幕版)