フェイシズ 感想

ミラ・ジョヴォヴィッチ…アンナ

ジュリアン・マクマホン…ケレスト

サラ・ウェイン・キャリーズ…フランシーン

・見るたびに人の顔が変わってしまう

連続殺人の事件に巻き込まれて

一命をとりとめたが

顔が判別できない相貌失認になってしまったアンナ。

恋人も友人も

鏡の中の自分の顔までもが

次々に変わっていきます。

そりゃあ混乱するでしょう。

実際アメリカのハリウッド俳優も

公表しましたしね。

名前出さないけどさ。

ましてや、この映画の中では

アンナはただ一人の目撃者。

いつ命が狙われるかもしれない状況下で

見たような犯人の顔を覚えてないなんて。

いや、どんどん顔が変わるから

誰が犯人だかわからない恐怖。

やっぱり生活していく中で困るよねえ。

いくらこういう危険にさらされないでいたとしても。

仕事するのも大変だよね。

いつも会ってる同僚でさえ、

毎日が「初めまして」なんだもの。

開いても戸惑うことだろう。

不謹慎でとても失礼なことだけど

恋人や旦那に関しては

新鮮で楽しいかもよ、とチラッと思った。

毎日会っても顔が違うんで

それなりの緊張感があるかもw

でも安心感は生まれないか。

というより、

「顔」は変わっても

髪型や声は変わらないよね。

しぐさや服装も深い付き合いの人ならわかる。

映画では恋人の「顔」は変わっても

「髪型」まで多少変わってるんで

残念だった。

体型や背格好も変わらないはずなのに。

この映画を見てて

幼稚園の園長の顔が変わるシーンがあってね。

全然知らないおじさん俳優さんが演じてるんですが。

知らないだけに

どんな顔の人がこんな顔の人に変わったのかわからなかった。

よっぽど私、人の顔記憶するの不得意なのかもしれない。

年とると

アイドルやイマドキの若い女子の顔が

みんな同じに見える、っていうじゃない。

それと似たようなもんです。

人を好きになるときって

性格や考え方や外見や

いろんな部分を含めて好きになったりする。

顔もそのうちのひとつだと思ってる。

生理的に好きになれない顔ってあるし。

いくら誠実で性格良くても

ボーダーライン以下だとやっぱり好きの感情はわかない。

いい人なんだけどね、どまり。

ケレスト刑事さんはヒゲがあった方が似合ってた。

私のタイプだ。

ヒゲがなくても幻滅はしないが。

ジュリアン・マクマホンそのものがタイプなだけ。

😁

フェイシズ (字幕版)