監督 リュック・ベッソン
キャスト
スカーレット・ヨハンソン…ルーシー
モーガン・フリーマン…ノーマン教授
アムール・ワケド…デルリオ刑事
あー好きだなーこういうの。
私の想像するSFってこういうことなんだよなー。
人間の脳は10%しか使われていない。
まず、ここから入る。
昔ね、日本のドラマで「NIGHT HEAD」
ってのがあったさ。
これも人間の脳は~っぽい話で、ちょっと暗く重々しい
ドラマだったんだけど大好きでいたのさ。
武田真治が「兄さん、頭が痛いよ」
って兄役豊悦に言うセリフを真似してた。
そんなわけで最初っから話に引き込まれていった。
それにはもちろんスカの魅力もありーだし
薬が体内に入って細胞爆発分裂みたいなのもそーだし
猿ルーシーちゃんや恐竜、はたまた宇宙まで
視覚効果のセンスが抜群で
後半ほとんど目が凝視。
意味なくこっちも覚醒されちゃったよ。
もはやルーシーの頭ん中は
普通の人の数十倍、細胞が活性化され
わけわかんない世界観になっていってる。
誰かがセリフで言ってた魔女みたくなってしまってる。
私もわからん。
だって誰しもがその力を出してないし、
到達した人間もいないんでしょうから。
が、圧倒され魅了され、美しい。
口開けてポカンとしながら、画面を見入ってしまう。
時の流れに逆らって行ってたなか、
ついに100%にまで脳力がパワーアップした時にゃ
なぜかUSBに変身。
別の意味でポカンとしちゃった(笑)
あそこまでの凄味ある映像で、
時の流れを再現してる映像美で
いきなり人の手で作られたハイテク機器USBになっちまうんだ。
ああ、こうやって頭を整理すると
穴が見えてきちゃったぞ。
中国マフィアの親玉なんて
とっくのとうに念力みたいなので殺せるはずなのに
なんでいつまでも生かしておくのさ?
数百人束になってかかってきたって
吉本新喜劇みたく、一気にずっこけ眠らせてたくせに。
ピストルの弾を抜くだけじゃなくて
最後の一発は銃口を自分の頭に向けさせて…
とかできたはずなのに。
そんなことしたらデルリオさんの出番が減っちゃうからか?
やっぱり後で知った。
監督がリュック・ベッソンってこと。
未情報で映画見ると、あとから驚きがあって面白い。