アフターショック

 

 

監督 ニコラス・ロペス

キャスト

イーライ・ロスグリンゴ

アンドレア・オズヴァルト…モニカ

アリエル・レビ…アリエル

 

 

このタイトル、余震や余波を意味するんだって。

地震の後に起こった惨劇がストーリー。

 

確かにそうで、最終的には救いがない話。

かなりのB級なんだろうと思う。

だって1時間半しかない尺で

最初の30分は全然おバカ男たちの行動を見せられる。

 

 

で、地震が起き

一気にたたみかけるように次から次と

なんでそうなっちゃうわけ?的な死に方まで起こる。

 

主役にはイーライ・ロスが。

この人、ホステルの監督でもありグロ系ものが好き。

ああ、きっとグロが待ち受けてるんだろうな…

と出だしからちょっと滅入り気分で見ようとしたら

クラブみたいなとこから話が進まなかった。

 

 

地震で人が死んでいってしまうのはわかる。

が、刑務所から囚人たちが脱走して

一緒になって命からがら逃げるわけではなく、

その囚人たちが色々悪さするってのが??

 

津波警報まで鳴り響いてるのに

人々はみな逃げ回ってるのに

囚人のお前らも逃げろよ、と思う。

なんでたむろってんだよ。

 

地震の惨劇より

悪い奴らに逃げ回ってる彼らが可哀想で。

恐怖が違うとこにいっちゃってたよ。

 

それにタトゥーしてる人は

なぜかみな囚人らしい。

消防士も突然変貌して、わからん。

いいじゃあないか!タトゥー入れてる善人囚人でも。

 

そんなこんなでさすがのイーライロス。

不条理すぎます。

掃除のおばさんまで顔面グシャッてする必要なかったぐらい

皆さん死んでしまいます。

 

こりゃもうパニック映画ってより

ところどころグロが入るスプラッタ―ものですわ。

 

ああ、でもイーライ本人が油まかれ焼死するシーンは

なぜかぼやけ気味だったんで

ここだけなんでぼかす?と思いました。

 

天災より人災になってしまった映画です。

恐ろしや!

 

 

 

 

 

 

 

アフターショック(字幕版)