ザ・ギフト

 

 

監督 ジョエル・エドガートン

キャスト

ジェイソン・べイトマン…サイモン

レベッカ・ホール…ロビン

ジョエル・エドガートン…ゴード

 

 

真実を知った後、

もう一回見直せる、驚きの映画。

なーるほど!

 

 

このサイモンという夫、うるせー男だな。

こんな押さえつけるような口が達者男はヤダヤダ。

キライなタイプなんで、最後まで嫌いな感情で観れて良かった。

 

誰も死ななくて

(鯉はしんでしまいました)

登場人物もそこまで多くなくて

いいどんでん返しがあって

因果応報という願ったりかなったりのオチがあって。

良作でした。

 

全員に感情移入は出来なかったけど

少なからずサイモンはいい気味だぜ!と思った。

 

予習せずに見て

どんな映画だったか理解して

もう一度、特にこの3人が集まって会話してるシーンを

再度見直すと

サイモンがゴードに謝罪できるチャンスは

いっくらでもあったはずなのに

奴はそれすらも気づかなかった。

そのたびに

ゴードは内心ガッカリしてたんだろうな。

 

だからってゴードの味方にもなれない自分がいる。

「手遅れ」としてやったことはあまりにも非常だから。

が、

このゴードという男。

不審ではあったけど、性根が悪そうには最初から見えなかった。

役者さんだから、まあ意地悪い役もできるんだろうが。

 

あ、ちなみにこのゴード役の人が監督やってます。

 

何度も何度も学生時代の話を持ち出してるってゆーのに。

目には目をと、遠回しな警告されてるってゆーのに。

出世、野心、強欲の俺様的サイモンには

全く届かなかったってわけだ。

商社マンじゃなく、政治家にでもなればよかったのにな。

どんな手段を使っても

人を蹴落としてまでもな欲は

最後には自分に返ってきます。

 

妻ロビンも見抜けなかったので

自業自得かな。

可哀想に。

生まれてきた子供がお気の毒。

 

最強のギフトは「子供」ってオチでした。

 

 

 

 

ザ・ギフト (字幕版)