ア・ゴースト・ストーリー

 

 

監督 デヴィッド・ロウリー

キャスト

ケイシー・アフレック…C

ルーニー・マーラ…M

 

 

なんかすごいの見ちゃった。

これって見る人の好みがかなーり分かれそう。

 

まさに諸行無常かもしれない。

前衛的といっちゃ失礼になるのか。

まあ、こういうの作れるのって感性ビンビンだし

頭の中ではものすごいこと考えてる人なんだろうなあ。

 

思いっきりファンタジーな子供向けの映画かと思ってた。

見終わった時には大人でも理解し難い映画に変わってた。

私自身も未だによくわからないところ多し。

 

シーツをかぶったゴースト。

このゴースト目線で全体的に話が進んでいくんだ。

 

が、長回しが長すぎて

いつまで撮り続けるのよ、まだ終わらんの?

というシーンが多々。

 

まずCとMのイチャイチャ愛の口づけシーン。

んー、もうお腹いっぱいだから次の場面展開して!

 

あとはMがパイを食べ続けてるシーン。

5分ぐらい見てたような気がする。

パイをワンホールすべて食べきるのを見なきゃいけないの?

っていうぐらい長い長い。

 

あとはパーティしてるときの

おっさんのベートーベン説から宇宙法則論。

他の人のレビュー見ると

このオッサン語りがキーになるらしいんですが

全然サッパリ難しいことを5分以上語ってるんで

いい加減に飽きてくる。

 

これらのシーンがカメラカットせず長回しなんだ。

オッサンはセリフ大変だったろうに!

 

死んでゴーストとなったCが

時間の概念なく、ループしながら

最後は生きてる自分を見続けてる。

これもまたすごいや!

でもすでにゴーストはCということを忘れていると思う。

彼が地縛霊となって

この家に存在し続けてる意味は

Mが柱の中に挟んでったメモを見るためだけに

いるんだよ。

それが叶った時点で昇華出来た。

 

セリフが本当に少なく、

ゴーストの動きや音楽に集中できた。

おかげで、あの音楽がとても心地よくずっと聴いていたくなった。

歌詞は…好きじゃない。

 

ローズの秘密の頁」で

強い女性の若きローラを演じたルーニーマーラ。

この人見たさにこの映画を見たんですが

顔つきが全然違って見え、ある意味驚きました。

 

 

数年後にもう一度、この映画を見たいです。

 

 

 

 

A GHOST STORY / ア・ゴースト・ストーリー(字幕版)