おとなの事情

 

 

監督 パオロ・ジェノヴェーゼ

キャスト

エドアルド・レオ…コジモ

ジュゼッペ・パッティストン…ペッペ

ヴァレリオ・マスタンドレア…レレ

 

 

これはかなり痛快だわ。

会話劇でここまで引っ張れるのは

「十二人の怒れる~」と張り合えるかも?

イタリア映画だから喋りも得意?

 

よく出来た脚本だと思います。

私けっこう映画って見ながらウロチョロ家事したり、スマホいじったり

いろんなことしながらが多いんですが

一切、よそ見することなく集中して見てしまいました。

 

3組のカップルと独身男一人が集まり、

今から電話なりメールなりかかってくる相手先&内容を

お互い隠さず見せ合うこと

っていうゲームをした中でどうなるかっていう話。

 

セリフ曰く

スマホブラックボックスだ」

うん、確かに(笑)

 

仕事の連絡は他人に公開は出来ても

プライベートはねえ。

性にまつわるよくないことをしていると

絶対に見せられるわけないしねえ。

男同士女同士とかならいいけど、夫婦だとねえ。

このグループ内で不倫なんかしちゃってようもんなら

たとえ男同士女同士でも見せられないしねえ。

 

そしてゲーム開始っ!

 

少しずつボロが露見していき、少し険悪な空気になってきます。

それでもまだ続けるのか。

いつになったら終わりが見えるんだ?

 

先日「愚行録」という映画を見ましたが

ホント、これも愚行です。

で見ている私も野次馬根性が止まりません。

ホラーに匹敵してます。恐ろしいです。

恐ろしすぎて笑ってしまうシーンもいっぱいありました。

 

秘密は誰にでもあります。

長年連れ添った夫婦でも秘密はあるでしょう。

 

この映画の中でロッコという美容外科医の人がいます。

娘からかかってきた電話もゲーム途中なので

スピーカーにして皆聞いています。

その娘に対する親の姿勢がとても素晴らしいです。

感情に任せて怒るわけでもなく、

ちゃんと「おとな」「親」として娘に話します。

ここの部分は大変見習いたいところでした。

 

最後は何事もなかったように…じゃなく、

そんなゲームがなかったかのような解散だったので

理解するまで一瞬戸惑いました。

ん?何事もないフリをするのがおとなの事情ってやつか?

と勘違いしてしまいました。

どっちが現実だったのか知りませんが月食なんですべてはまやかしなのか。

 

これさー、日本でも出来そうだよね。

舞台でもできそうだよね。

と、思いましたが今年1月に日本版キャストで映画化されてたのね。

後で知ってびっくりしたわ!

 

 

 

 

 

 

 

 

おとなの事情(字幕版)