ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ

 

 

監督 ジョン・リー・ハンコック

キャスト

マイケル・キートン…レイ・クロック

ニック・オファーマン…ディック・マクドナルド

ジョン・キャロル・リンチ…マック・マクドナルド

 

 

「あきらめるな。継続は力なり」

みたいな名言をいろいろと残していったレイクロック。

目的を果たすためには諦めない強い信念が大切。

 

見方によれば、彼の残した功績や手法は

ものすごく勉強になる。

彼の周りにいた敏腕な人たちのおかげが主だろうが。

自分が変われば人がついてくる。

自分にとって利益にならない(害)になる人間は切り捨て、

新たな人脈を作る。

欲しいもののためなら、人を蹴落とすまでの

(彼のいうライバルが横で溺れてたら、ホースを口に突っ込んで沈める)

そういう野心が大切だ。

 

本当のレイクロックっていう人が

どういう人なのかわからないので何とも言い難いが

ずいぶんと腹黒くレイを半生を描いた作品。

今は死んでしまってますが

きっと生きてて、世間から叩かれても

痛くもかゆくもないだろう。

貧乏人のやっかみにしか聞こえないんだろう。

 

前半はホント、楽しんで見ていられた。

テニスコートに図面書いて、試行錯誤しながら

働く人の動線やら、一番ベストな厨房の流れを考えてたりしてて

ワクワクしながら見てた。

マクドナルド兄弟の画期的で斬新なアイデア

一緒になって夢中に見られた。

後半、まさかこうなるとは…。

 

こだわりのマクドナルド兄弟のハンバーガーを

一度、食してみたかったなというのもあります。

ですが、それだけじゃマクドのバーガーは

ここまで大きくはならなかったんでしょうね。

ああいうレイのような図太い奴がいてこそ、

世界にまで発展できたのかもしれない。

 

アーチも店名も変えざるをえなくなってしまった

マクドナルド兄弟の新たな店。

その近くにマクドをオープンさせて兄弟の店がつぶれる。

やり口が汚いというか、優しさのかけらもないですが

それが経営なんでしょう、か?

日本のある回転寿司もそんな手法使ってますわ。

あ、某牛丼屋も似てるかもしれない(笑)

お客はそんなことどーでもいいので安く美味ければ

行くってだけの話。

厳しいです。

 

キートンが見事に黒いレイを演じ上げました。

ホント、クソ野郎に(笑)

ただし、これから起業とか立ち上げようとしてる人や

創業者になるんだ!と野心沸々してる人には

見習いたい彼でしょう。

 

真の真実はわかりませんが

見ごたえはありました。

 

 

 

 

 

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(字幕版)