ヴィジット

 

 

監督 M・ナイト・シャマラン

キャスト

リビア・デヨング…ベッカ

エド・オクセンボールド…タイラー

キャスリン・ハーン…ママ

 

 

なんとなーく見たような記憶があるような。

途中から、いやかなり早い段階で

実はこうだよね、というオチもわかってしまったし。

後で調べたら5年前に見てたようです。

これだけ記憶が薄いってのも

シャマラン監督の映画にしたら珍しい。

 

床下の鬼ごっこで鮮明に思い出した。

そうそう、あのカメラの撮り方は普通に怖いわ。

そして一瞬の恐怖の後には笑える画。

バランスが絶妙ですね。

緊張の高ぶりと緩みが、交互に襲ってきます。

うまいです、監督。

 

前も似たようなこと書きましたが

内容的にこの感想、しかたないんですけど

「きったない!!」です。

婆さん上から、爺さん下から出しまくります。

 

映画の中で

婆さんの奇怪な行動「日没症候群」。

夕方から夜になると徘徊や~っていう説明は

本当にあるようです。

知らなかった。

 

昔々、まだ認知症というのがハッキリ解明されてない時代、

こういう婆さんのような行動を見てしまったら

それが病気だとは知らないので

何かとり憑かれたかと勘違いしてしまうかもしれない。

 

徘徊もそうだけど、全裸になったり、

叫んだり、獣のように動き回るのは

オバケよりも怖いものがあります。

でも

認知症により、こういう行動をとる患者さんもいるってこと

勉強になりました。

正直、この目でそれを見ちゃったら

おののくほど怖いと思うんですが。

受け止めよう。

 

ママに事情を話し、全てがわかってからの

姉弟の行動ですが

やっぱりいくら若いとはいえ、無茶できなかったのかなあ。

若い故、力はあるんだから

姉弟で力合わせて、とっちめることも出来たはず。

 

潔癖弟が恐怖で銅像になってしまってから

オムツで銅像の呪縛が解け、タッグしまくるとこまで

力を温存してたんでしょう。

よく頑張った、弟よ。

 

っていうか、おかしいと気づいた時点で

もう泊まらないで帰るよな、普通。

 

 

 

 

 

ヴィジット (字幕版)