カット/オフ

 

 

監督 クリスティアン・アルヴァルト

キャスト

モーリッツ・ブライプトロイ…ポール

ヤスナ・フリッツイー・バウアー…リンダ

エンノ・エンセ…インゴルフ

 

 

解剖映画だった。

ぐしょい。

体のなかのいろんな臓器マル見せ。

これはダメな人には完全にダメ。

 

娘がさらわれた!

その娘の行方を探し求める主人公と研修医。

 

コミック絵描きの女性。

海岸に転がっている死体の携帯がなり出る。

主人公からの頼み事。

 

大きく分ければ主人公側と女性リンダ側の

2つの行動を同時進行で追っていく話なんだ。

 

なんせストーリーが飛んで飛んで複雑。

で、撮り方もいやらしい。

惑わす。

 

特にインゴルフ。

彼の表情や行動は最後まで不可解だった。

監督はインゴルフに何をさせたいんだ?

悪い奴?と思わせておいて実はただの金持ち?

実は…からのどんでん返しで本当は黒幕?

なんか監督の性格のいやらしさが出てたわ。

 

本来の犯人のサドラーっちゅう奴も

かなりきしょい人だった。

もう顔からして。

演じたラース・エイディンガーさん、お疲れさん。

 

ヘリで誰誰の死体を運ぶのか確認しないのかいっ!

変なところに甘くって

余計なところに意味深さを漂わして…全く。

 

リンダ、とにかくすごいわ!

電話のみでよくわかったなあ。

死体に慣れてない人で(大半だが)

解剖っていうか、人体を切るという行為も初めて。

死臭もあるだろし。

きもちわるい!なんて思う前に貧血で即座に倒れるわ。

映画で見てる分にはいいけど

実際にやれ、って言われたら無理無理無理。

 

よくこんな事件を無視しないで

引き受けたリンダに称賛しかない。

スルー一択しか普通はない。

 

複雑で時系列が途中わかんなくなった。

でもキモいんでもう一度見る気にはなれない。

皆さん、おつかれさま。

 

 

 

 

カット/オフ(字幕版)