監督 ウーゴ・カルドゾ
キャスト
パブロ・マルティネス…ディエゴ
パラグアイ映画だって。
もしかして、パラグアイ国のは初めて見る?
そのパラグアイ一発目がホラー(笑)
このジャケには書かれてませんが
あの「ライト/オフ」の脚本家が大絶賛!
あまりの怖さにハリウッドリメイク決定!
の表記が。
誇大もいいとこですよん。
それでもパラグアイではウケたのでしょう。
ちゃっちいですが、それなりにビックリはさせようと
頑張ってる感はありました。
怖い仕掛けはだいぶ使いまわされてましたが。
夜、主人公が車で轢いちゃった男が
死体安置所に置かれ、
その場所で警備のバイトをすることになった主人公の話です。
主人公はそのまんまひき逃げしちゃったんですね。
もしかして轢かれて死んでしまった人が
恨み返しだーと主人公に怖い思いをさせるっていうような…。
さも、今から何かが起きますよ的な、
カメラの引きの使い方がまるわかりなので
笑えてしまいます。
ビデオ通話しながら彼女と話してると
後ろで不気味な誰かが通る。
ドアが勝手に少し開いたり、
テーブルに置いてある飲み物が動く。
安置所の照明スイッチが勝手に作動して暗くなる。
検死台の下にある水道蛇口から勝手に水が出る。
と、前半の霊的現象はコントを見ているようです。
後半は場所が病院、しかも安置所とあって
関係なさげな霊も出現します。
巨体霊、スピード勝負の霊、軟体系の霊などオンパレード。
あ、ちなみに「モルグ」っていうタイトルは
死体安置所みたいです。
わかりやすー。
オチっていうか、
なぜ主人公がたまたまこの場所で今日バイトすることになったか
っていう流れは良かったです。
そろそろ霊が来るぞ、ほら来るぞ、
ダァ~!来たぁ~!っていう王道のホラーなんで
不意打ちってことがないから
油断しないで見れました。
このレベルでハリウッドリメイクっていうのも
なんて大げさな…とは思いますがね。