監督 兼重淳
キャスト
井ノ原快彦…鈴本一樹
道枝駿佑…鈴本虹輝
森七菜…仁科ヒロミ
迷いなく良いと思った。
食映画は好きなので。
全然予備知識がなかったので
エンドロールを見ながら
渡辺俊美っていう人は誰なんだろうと。
この人の実話であることは間違いなさそうだ、
としかわからず。
後で調べたらTOKYO NO.1 SOUL SETね。
バンド名しか知らなんだった。
なんか結構、厳しい批評をしてる人がいたり。
私だってやってますとか、父親が弁当作ったから映画になったとか。
うーん、たいしてすごいことではないのかなあ。
私なんて料理はそんなに得意でもないし、
子供が学校の日には必ずお弁当を作るっていう作業は
とてつもない大変なことだと思うんですけど。
それを3年間も続けたわけでしょ。
子供が「今日はいいよ、無理しないで」
なんて言われちゃ、素直に甘えてしまいますが。
その考え自体が甘いのかな。
実話と思って見てなかったので
完全にイノッチワールドで見ましたが
父親像としては良かったと思うよ。
どこまでが実話で、どこからが偶像なのか知り得ませんが
弁当ひとつにここまで凝る姿勢、
それに子供の接し方がとてもフランク。
押さえつける頭ごなしの父親でもなく、
かといって全然放任でもない。
「お前の好きにしていいよ」の器の大きさ。
きっと、子供が一人じゃ決められない、迷ってるとHELPすれば
一緒に考えてくれるかもしれない父親。
↑
あくまでもイノッチの鈴本一樹です。
子供像がおかたい性格の子でしたね。
けっこう道枝くんが父親イノッチに対して
冷めた目で見てた顔が印象的。
しかたないよねｗ
年齢的にも思春期や反抗期、親の離婚、一浪、
一人で抱え込んで頑張ろうとしてる自立の時期だもの。
わかるわかる。
自分もそうだったし、私の息子もそうだったし。
それでも充分素直な子だったと思います。
最後の2人で歌うシーンは余計でしたが
（何をどうして見せたかったのかイミフ）
イノッチに関してはドハマリな役でした。
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