ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男

 

 

監督 ヤヌス・メッツ

キャスト

スヴェリル・グドナソン…ビヨン・ボルグ

シャイア・ラブーフジョン・マッケンロー

ステラン・スカルスガルド…ボルグのコーチ

 

 

ドキュメンタリーなのかなあと思ったら映画でした。

タイトルに

「ボルグ/マッケンロー」とあるのに

ほぼボルグばっかじゃん。

製作国が北欧なんでボルグをメインにしたんでしょう。

 

北欧だからなのか

スポーツものにしては重めの作り。

まだ全然バリバリご存命なのに伝記ものみたいな使われ方。

 

でもって、私はボルグは知りませんでした。

学生時代、テニス部だったというのに。

海外のプロテニスプレイヤーは

男子ならマッケンロー、女子ならナブラチロワからしか知りません。

なのでボルグは初めて知りました。

 

最後に本人の写真が出てくるんだけど

ソックリじゃん!

こんなに似てる人が演じてたんだ。

マッケンローはラブーフ。

ラブーフは何を演じても顔に個性があるので

ちょっと損してるかも。

 

でもこのボルグ、マッケンロー戦を

アメリカで映画にしたら

思いっきりマッケンロー寄りに描かれるんだろうね。

反対に本作はマッケンローの名前をタイトルに出さないと

私のようなボルグって知らないという人がいるから

見る興味が湧かないのかもしれないね。

 

後半は2人の決勝試合が延々続くのですが、

リアルで知ってたら絶対見逃さなかったはず。

こんなにタイブレークが続くなんて!

体力も精神も限界超えての試合だよね。

映画でここまでじりじりした緊張感味わえてるってのに

当時、知らなかったことが悔やまれるわあ。

探せばYou Tubeで見れるだろうな。

 

映画で本物の試合の様子を使ったら

きっと熱気が倍増したかもしれません。

役者さんがプロテニスプレイヤーと

同じ動作ができるわけがないので

アップ目カメラが多かったですが

それでもよく似せて演じたと思います。

 

この映画で初めて知ったんだけど

マッケンローって言葉が悪くて悪童って呼ばれてたんだ?

それすらも知らなかったよ。

 

マッケンローのサーブ&ボレーは歴史ものだね。

何気に私はマッケンロー寄りで見ちゃいました。

 

 

 

 

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(字幕版)