エスケープ・ルーム

 

 

監督 アダム・ロビテル

キャスト

テイラー・ラッセル…ゾーイ

ローガン・ミラー…ベン

ジェイ・エリス…ジェイソン

 

 

タイトル通り脱出ゲームです。

もちろん「CUBE」と比較してしまいます。

 

CUBEは目覚めたら立方体の中にいた、

という最初っからどうして?から始まりますが

これはルービックキューブのようなプレゼントが届き、

仕掛けを解いていったら招待状がその中から出てくるという。

100万$欲しさも加えて、本人の意志での参加です。

 

思ってたのよりサクサク進み、

グロくもなく、謎解きしながら進んでいきます。

人が死んでしまうパターンはお決まりかもしれませんが。

 

また比較ですが

何もないCUBEのようなとこではなく

各部屋にいろんな仕掛けがちゃんとあって

ビルの中に入っていったのに

そんなことできるのかよ!的なお部屋が続きます。

 

で、またCUBEと比較ですが

誰がどうしてこんなことしたのかわからなかったCUBEと違い

このゲームを計画したゲームマスターというのも登場します。

黒幕が他に居そうですが、続編に引き継がれてました。

 

当時、CUBEを見て

かなり衝撃を受けたものですが

この手のシチュエーションスリラーがいっぱい出てくると

どこでどう手法を変えて

より楽しませてくれるのか制作する側も大変でしょう。

 

飽きずにみることは出来ましたが

ハラハラしてとっても驚いた感ってのはありませんでした。

ギミックが少なかったというのも一因です。

ゲームオタク君とマイクおっちゃんは

ほとんど事故みたいなもので

死因がゲームとあまり関係がなかったこともあります。

それと、とことん嫌な奴がいなかったのもあります。

 

ヒロインのゾーイちゃんはおとなしめの女の子なのに

ラスト近くになるとどんどん活発的に。

続編に向けてベンを呼び出し、「一緒に行こう」と

目をランランさせて探り出そうとする。

まるでイカゲームのソンギフンのように

次なる地へ挑もうとして締めを迎えます。

(ゾーイは金目当てじゃないかもしれませんが)

 

私としては

まあまあの出来だったね、としか言いようがありませんが

続編が出来たらたぶん見るんでしょう。

で、きっとまた、まあまあだったなと言うかもしれません。

 

 

 

 

 

エスケープ・ルーム (字幕版)