監督 北村龍平
あらすじ
相乗りした6人の男女が乗った車。
タイヤがパンクし、その場所で交換することになった。
他の車も通らなければ、携帯の電波も入らないへき地。
暑い日なので、タイヤ交換を一人の青年ジェフにまかせて
他の者は車の日陰になる場所で腰を下ろして雑談をしていた。
…そろそろ終わったかと思い、一人の女性サラが交換中の青年の元へ。
すると、ジェフは頭を撃ち抜かれて死んでいる。
あまりの衝撃でワナワナと体を震わせるサラ。
その瞬間、プシュッという音が。
彼女も右目を撃ち抜かれてしまった。
見えないどこかにいるスナイパー。
恐怖に怯える残りの4人。
周りに身を隠す場所はない。
隠れ場所はスナイパーからは見えない車の反対側のみ。
どうにか逃げ切れる方法は…!!
北村監督でしたー。
低予算だよねーと、まるまるわかるシチュエーション。
場所はこのなーんもない僻地&道&木のみ。
天気が良く青空で、のどかな場所だし、
ドライブするにはさぞかし眺めがいい場所だってのに
一気に地獄のスポットになってしまいました。
こんな車も通らない、何もない場所で
サイコなスナイパーはどれだけ木の上で待ってたんだろう。
何が目的なのかサッパリわからない。
ひとつ前に見た「ヒッチャー」もそうだが、
理由なく何かをしたがる。
たいがい映画の悪い奴ってのは殺しが主だが。
とことんイカレテマスね。
ちょっと死体の惨状がグロシーンなので
ダメな人はダメでしょう。
見る人選ぶというのか、
理屈攻めで筋をとおす映画を見るなら×です。
話は最初っから車パンクするとこから始まるし、
なぜそんなに相乗りしてるかわからないし、
なぜ狙撃手は木の上にいるのかわからないし、
状況説明はゼロです。
もう、その場で起きた一部始終を見続けるしかない。
笑ってまうのが警察です。
彼等、何しに来たんだろうってぐらいにあっけないです。
登場の仕方もアホだし、
パトカーの後ろに乗ってる銃持った警官も
どこからスナイパーが撃ってくるか把握してないでしょ。
瞬殺です。。。。。
B級ながら、なかなか頑張った映画だと思います。
飽きなかったし。
オチも違うパターンだと、上映時間が長くなりそうなんで
これで良かったのかもしれない。
どーせ映画だしっ!!