明け方の若者たち

明け方の若者たち

 

 

監督 松本花奈

キャスト

北村匠海…僕

黒島結菜…彼女

井上祐貴…尚人

 

 

あらすじ

大学生の僕。

内定が決まった者たちの飲み会が開かれていた。

そこにいた一人の女性と知り合い、恋におちた。

春になり就職し、研修会に参加。

同期の尚人は優秀でイケメン。いいライバルになりそうだ。

期待に胸を膨らませたが、所属先は総務課。

テンション下がりまくりで、やる気も起きない。

尚人と仕事帰りに飲みかわすうちに親交を深める。

20代若者の、社会に出てからの喜びと苦悩を描いた作品。

 

 

「僕」の最初は2012年から始まる。

私にしてみたらこの10年は何も変わり映えはしないが、

若い人にしたら、いや自分が若い時を振り返ったら

いろーーーーんなことが起きていたんだよね。

 

そうかぁ、一般的な人生だと

学生から社会人になって、爽やかな恋をして、

ちょっと緊張しながらも仕事で悩んだり、

人生を謳歌しているってこういう行動のことを指すのね

と思って見てました。

全然違う道を歩んでるのですみません、知らないでいた。

 

明け方に誰もいない街を語りながら歩く青春。

渋谷ジャックしちゃいたいねーと

でっかい夢を見ちゃう若い発想。

目一杯の希望を抱いて、

一直線に恋をする僕。

とても白く感じました。

まだ何色にも染まってない心ってやつね。

 

僕と彼女のデートシーンは

爽やかすぎて目も当てられないほど美しく感じて、

これが世間一般のデートなんだと。

 

ああ、私が知らない世界でスミマセン。

何も語ることができない。

自分が同じ道をたどってきてないので

共感するとか以前の話でよくわかりません。

重ね合わせられませんでした。

 

それよりも!

相手彼女が実は人妻で、僕はフラれ?落ち込みました。

ここまでまぶしいデートをして、結果コレ。

まあ、こういうのもたまにあるパターンでしょう。

黒島さんがこんな役ってのも合わなかったですけど。

 

またまたそれよりも!

関係性がどうであれ、あのラブシーンは必要ですか?

ちと大胆かつ生々しすぎたような。

もっとサラっと、あそこまで濃密にならない描き方が

あったんじゃないかと思うんですが。

ドロドロしてないこういうジャンルの映画だからなおさら…。

 

きわどくないイメージの役者2人だから

余計にハードな画に感じました。

 

音楽は、ザ・若い人が聴く系でしたね。

「エイリアンズ」をちゃんと聴いてみたくなった。

 

20代の頃こんなことあったねー、懐かしいねー

っていう共感ができずの映画選定をしてしまってスマソ。

まあ、

ひとつ言えることは恋するってことはいいことだよ、うん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明け方の若者たち