監督 ヨルゴス・ランティモス
キャスト
ニコール・キッドマン…妻のアナ
バリー・コーガン…マーティン
あらすじ
心臓外科医のスティーブン。
ある少年マーティンと時々会っていた。
妻も子供もいる幸せな家庭生活があるのに何故か?
もしかしてゲイ?それとも認知した息子か何か?
マーティンを家に招待することにしたスティーブン。
が、その日を境にスティーブンの家族に異変が生じる。
スティーブンの息子ボブが、ある朝足が動かなくなった。
検査を何度もしてみるがどこにも異変が見つからない。
心理的な疾病かもしれないという見解になった。
が、そのうちに娘のキムまでもが同じ症状に…。
たまたまでしたが、
ひとつ前に「mid90s」っていう映画を見て
主人公の子役の男の子が超絶かわいいぞー!と。
そのカワイイ男の子がボブ役で出てました。
これは意図して選んでなかっただけに嬉しい♪
しっかし終始、不快な映画だったわ。
ストーリーもそうだけど、腹の底から響いてくるような
きしょい効果音的な音楽。
この音楽を聴いてるだけで、こっちがメンタルやられそう。
それと見事なまでに何考えてんだかわからない表情の
マーティンを演じたバリーコーガンっていう役者さん。
この俳優をキャスティングした監督のセンスは
たまらなくナイスです。
完全なあくどいことはしてないんだわ。
手はスティーブ家族に一切加えてない。
呪いをかけたんじゃないの?と思っても
そんなことしてるシーンはない。
でも話の流れ的に、彼の念が通じたかのように
スティーブ一家がどんどん不幸になっていく。
次に起こる不幸をマーティンはなぜか知ってる。
このね、何考えてんだかわからんマーティンと
あの地響きのような不気味すぎる音楽と
時々ゲーム画面のような引き気味の視点カメラが重なって
胸がザワザワしながらも飽きることなく見れた。
まあ、最後までスッキリしない話だったんで
結局非常に疲れました。
せっかく可愛いサニースリッチくんが出てたっていうのに
不快顔のバリーコーガンくんが
インパクトとして全部かっさらっていってしまいました。
おかしな話だよ。
家族が一人ずつ死んでくか、生贄を一人ささげれば他は助かるって。
あんなロシアンルーレットみたいなことしてないで
スティーブン自ら死を選べよ、って感じ。
マーティンの母親も
麻酔医のオッサンも
性がからんで気持ち悪いんだーよ!