監督 マイク・フラナガン
キャスト
ブルース・グリーンウッド…ジェラルド
キアラ・オーレリア…12歳のジェシー
あらすじ
湖畔の別荘にジェシーとジェラルド夫妻はやってきた。
冷え切った夫婦関係を少しでも修復しようと
刺激を与えるための旅行だった。
いざベッドへ。
夫は手錠を持ち出し、ベッドに縛り付け、
レイプごっこを始めようとした。
ジェシーが「こういうのは嫌い」と抵抗するも、
夫はなかなか理解してくれない。
口論中、夫は突然心臓を抑えて腹上死してしまった。
手錠をされたままベッドにくくりつけられたジェシー。
助けを呼ぶも誰にも声は届かない。
すると別荘に行く道すがらに出会った野良犬が
腹を空かせて室内に入ってきた。
死んでる夫の腕をかじりだして…。
いい具合に小細工がきいててなかなか笑えたわ。
なんかいきなりエロっぽいので
これは…中年夫婦のSEXを見せられるのか?
妙に出だしからイチャイチャしてるんで
新婚?W不倫?って思ったら
夫婦関係に刺激を与えるためだって。
ジェラルドの性癖がどんなもんか存ぜぬが、
相手の首をしめつけて性的興奮覚えるなんて
オーマイガ~~~~ッ!怖いこと。
いや、いくら中年になって立たなくなってきたとはいえ、
バイアグラで頑張って見ようとチャレンジ精神豊富とはいえ、
首絞めは私は御免だわ。
長年、夫婦やってきてもきっと冷めるわ。
ここの夫婦は部屋に入るとき、
玄関のドアを閉めないの?と思ったんだけど
ちゃんとそれが後に犬登場として生かされてたのね。
でもおかしいだろ。不用心だな。
回想シーン以外、ほぼワンシチュのベッドだけ。
ジェラルドが死んでベッドから転がってる。
が、ジェシー目線からはわずかに腕と頭頂部しか見えない。
その腕の皮をはぎ取って食べる犬。
なんか、いいねー。
このちゃんと見せないところが。
(実際、あの犬は何を食ってんだ?)
ここまではとても興味深く見れました。
親子で見る映画じゃないよな、と最初は思ってたのに
この、犬が腕かじりシーン後の展開が衝撃過ぎた!!!!!
どして?なして?
もう複数でベッドの周りを囲んで話してるシーンが
かなりのマヌケ画に見えてしかたなかった。
もうそろそろ死んじゃうかもしれないような
体力も精神力もないジェシー。
それなのに、こんなに妄想できるほど
頭がまわるのか。
いざというとき、女は強いということで。
ラストのきびきび歩くジェシーを見て、そう思いました。