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監督 アレクサンダー・ペイン

キャスト

マット・デイモン…ポール

クリストフ・ヴァルツ…ドゥシャン

ホン・チャウ…ノク・ラン

 

 

あらすじ

人類が多くなっちゃったってことで

科学者が人間を小さくしたら

いろんなことが助かるかもしれないと

長年研究を重ねて、縮小化を成功させた。

もちろん強制ではなく、最初はノルウェーの36人の

候補者を選出し、縮小。

コロニーをつくり、そこで暮らしていた。

世界でもそれが話題となり、ポール夫妻は話し合いの末

小さくなることを決意する。

 

 

発想が面白いわ。

小さい人間が増えれば、食糧問題もどうにかなるし

住むとこや環境問題もむやみに森林伐採などせずに

良くなるのかも?

と安易な考えでお気楽に見てました。

 

小さくなる前の処置室では

義歯とかあるとダウンサイズした時に

義歯は小さくならないので全部抜いてた。

毛も全部剃ってた。頭丸刈り

なんで?毛は関係あるの?

体に金属や機械が入ってる人は無理だよね。

 

一番ワクワクしながら観れたのは

ポールが処置室に入ってから。

元サイズの看護師さん達ももちろん

縮小サイズの看護師さん達も

手慣れているせいか全て手際がイイ(笑)

 

小さい人たちの世界では鳥や虫がいないんで

害が少ないんだろうな。

小さいと言ってもミクロではなく、13cmの人間。

まさに新世界だわー。

自分だったらどっちの世界がいいか、なんて想像しちゃった。

 

と、その新世界でポールがどう生きてくのかと思ってたら

話が意外な方向に動き出しちゃったんで

ワクワク感がどんどん減ってきちゃいました。

監督の本来伝えたかったことって

人間縮小でなくって、環境問題なわけ?と。

 

メタンガスや大洪水、人類滅亡、

地下ドームなど

それなりに人間は危機感持ってなきゃいけないよ的な

メッセージはわかるのですが

ちっさい人間が多少の上り坂通路をのぼったところで

洪水なんて免れるわけないだろう。

体が小さいので、11時間歩いたところで

たかが知れてるよな、助かるんかい?と冷めちゃいました。

 

ベトナム人役のホンチャウさんを見てたら

高見恭子さんを思い浮かべました。

似てたし。

 

なんか、ちょっと違ったな。

題材的にはグッドだったのに。

 

 

 

 

 

 

 

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