グラディエーター

グラディエーター (字幕版)

 

 

監督 リドリー・スコット

キャスト

ラッセル・クロウ…マキシマス

ホアキン・フェニックスコンモドゥス

コニー・ニールセン…ルッシラ

 

 

今年もよろしくお願いします。

 

 

ここ10年くらいはずっと見てなかったが

年始一発目は毎度「グラディエーター」を見て

気持ちを奮い立たせていた。

 

この映画は私の好きな作品ベスト10には入るであろう。

キング・アーサー」や「300」など

歴史スペクタクルアドベンチャー映画はホント好きだわ。

でも「グラディエーター」はそれらの中でも

ダントツ1位に輝くほど好きだ。

 

ゲルマニアでの蛮族との戦い。

ここは最初のシーンだが、もうこの時点で

気持ちが高揚と緊張。

何度見てもこの気持ちが訪れる。

ハンス・ジマーの音楽のおかげかも。

 

で、見るたびに気になるチェックポイントが変わる。

 

今回はアウレリアス皇帝とその息子コモドゥス

やりとりにツボッてしまった。

君主となる四徳として

「知恵、正義、忍耐、自制」を唱える皇帝。

が、コモドゥスにはどれも欠けているようだ。

何一つ皇帝の徳にそぐわないって…

笑ってしまう。

 

まあコモドゥスが思う四徳は別にあるのだが

コイツの行動を見る限り、とんでもないヤローだ。

地位を得るために親をも殺す。

人が射られてる光景を見て笑ってる神経。

「新皇帝はサイコパス」っていう映画も作れそうだ。

それぐらい非道。

 

このコモドゥス

実在していたんだよね。

で、ホントに闘技場で技を披露してたみたい。

 

英雄マキシマスとは対極な扱われ方になった

冷徹悪役コモドゥス新皇帝。

これを演じたホアキンが実に素晴らしくってね。

憎々しい役がまじめに似合う俳優。

 

ストーリーはなんらかの戦いメイン。

人間ドラマは薄すぎて部下や元老院の面々も記憶薄。

が、なぜだか熱量と興奮が冷めない映画。

震えました。

やっぱりこの映画、最高です!

 

 

 

 

 

 

グラディエーター (字幕版)