そして、バトンは渡された

そして、バトンは渡された

 

 

監督 前田哲

キャスト

永野芽郁…優子

田中圭…森宮壮介

岡田健史…早瀬

 

 

芽郁ちゃんつながりで、こっちの映画も見てみた。

絡みはないけど、奈緒ちゃんも写真だけ出演。

「マイ・ブロークン・マリコ」も良いが

やっぱり永野芽郁はこういう役の方が合ってるな。

とつくづく思う。

 

いや~不覚にも泣かされた。

優子の結婚式で森宮父が結子の結婚相手にかけた言葉で。

いい話っていうのは涙止まらん。

 

まあ、ここにいくまでのドタバタがあったからですがね。

 

自由奔放な優子の母、梨花

昨今継母や継父の虐待問題が多い中、

これは子供に愛情たっぷりで真逆に作られてるので

2人がキャッキャッしてるとこは微笑ましい。

 

が、理由を知るまでの梨花の行動は

いささか辟易。

え、そんな簡単に結婚離婚を繰り返していいの?

この人はなんのためにこんなこと繰り返してるの?

それにしても少し裏がありそうな腹黒そうな役。

石原さとみは妙にマッチしてるよね。

それに彼女の好感度をいったん下げさせて、

最後で上げる設定はなんともしてやられたなり~。

 

2人の母親がいて

3人の父親がいて

しかもみーんないい人すぎる人たちばかりで。

だからこういう境遇でも

優子ちゃんはスクスク育っていけたのね。

スレずに、グレずに。

 

映画だから都合よくハッピーエンドですが

実際に梨花のようなフワフワしたお母さんって…。

森宮さんがとてもいい娘との距離を保った父親だっただけに

なおさらそう感じてしまいました。

娘の幸せを思って、ならもっと別のやり方もあるはずなのにな。

周りの男どもが梨花を良く解釈するので

あんたらがそれでいいって言うならいいのか、と。

私がモヤモヤしてもしゃあないし。

映画だから。

 

梨花の男を見る目があったってことにしときますか。

 

全体的には時間軸をわからないようなカメラワークで

最後にまとめあげたとこは上手かったです。

といっても、スイマセン途中から気づいてしまいました。

でもこういう技術、好きです。

それと散々、梨花のことを上げたり下げたり書きましたが

梨花含め、人の温かい部分を見ることが出来ました。

 

やっぱり笑顔はいいよね。

私も出来る限り、口角をあげなきゃ。てへ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、バトンは渡された