監督 デヴィッド・リーチ
キャスト
ジョーイ・キング…プリンス
真田広之…長老
私はずっと困った顔をしてこれを見てました。
困った顔なのか、
悲しい顔なのか、
いつストップボタンを押そうかと迷いながらの鑑賞でした。
世界観に何一つ、ついていくことのできなかった一人です。
日本が舞台に。
向こうの人から見た日本も別にこれでもいいんです。
仮に現代に侍が歩いてても構わない。
「ゆかり」の新幹線があってもいい。
おちゃらけててもなんでもいいんですが
全く話が入ってこなかったのです。
そういう時は
頭からっぽにして見ればいいんだよ。
切り替えてそうやって見てたのに
ただただ画面を目で追っていくだけで精いっぱいでした。
クスリとも笑うとこがなかった。
伊坂さん…なんですよね、原作。
彼の映画作品は好きなはずなのに。
どうしたんだろう。
もう感覚がズレてきちゃったのかなというほど笑えない。
ひとつだけ！
真田さんの殺陣のシーンだけ惚れ惚れ。
ああ、柳生十兵衛のハヤテが見たいと思った。
どんだけ昔の人なんだよ私。
JACの頃のアクションスターだった彼を思い出しました。
トーマスよく知らないし
カルメンマキや九チャンが歌ってるし
タランティーノとジャッキーチェンが混じったような作風だし
本当に困りながら、でも最後まで見てみました。
パパッと映った監督名。
え？デビッドリンチ？嘘でしょ？
はい、違ってました。
当然です。
疲れました。
で、かなり嫌いです。
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