オテサーネク 妄想の子供

オテサーネク (字幕版)

 

 

監督 ヤン・シュヴァンクマイエル

キャスト

ヴェロニカ・ジルコヴァ…ボジェナ

ヤン・ハルトゥル…カレル

クリスティーナ・アダムコヴァ…アルジュビェトカ

 

 

1度見たことあるが、だいぶ前。

ブログにも書かれてないようなので

かなり前に見たんだろう。

忘れてたのをよーく思い出させてくれたわ。

 

そう、この映画では

料理映画の真逆で

決して食べ物をおいしそうに撮影されません。

むしろ見てると「うっ…」ってなりそうなぐらいです。

食事後や食事しながら観てはいけない映画。

 

不妊の夫婦が、切り株を子供に見立て

偏愛していくところから始まるのです。

チェコの民話に似たようなお話があります。

 

民話や昔話って言い伝えられながらうまく脚色されて

良きお伽話のようになってますが

実のところ怖いものかもしれないんだね。

 

 

監督や作風によって

こんなキショク悪いオテサーネクを描いたりするのもあれば

私の好きなガーディアンズのグルートのような

かわいい木もいたりで(ベビーグルート大好き)

なかなか味があるよなぁ。

 

ずっと木の赤ん坊を隠して生活していた夫婦なのに

早くに気づいてしまってた少女。

怖いもん見たさで地下のゴミ置き場みたいなとこまで

行くのはわかるがまさかの行動に。

子供の持つ発想や感性がわからん!となります。

残酷性も持ってるし。

と、自分も子供の時ありましたが。

 

発想と言えば!

絶対に思いつかないであろうなヤン監督の発想!

最初の方のシーンで子供売ってますww

網ですくって新聞紙で包んでww

サカナか!豆腐か!

売られてました。

列作って、奥さん方が購入してました。

なんちゅう発想!

誰も思いつかないわ。

 

人にはすすめられない映画です。

いつまでも胸やけが止まらないです。

エロティックさや、食べ物の見た目や音の汚さなど

彼の映画を思い出せば

痩せることも簡単かもしれません。

 

 

 

 

オテサーネク [DVD]