ノック 終末の訪問者

ノック 終末の訪問者(字幕版)

 

 

監督 M・ナイト・シャマラン

キャスト

ジョナサン・グロフ…エリック

ベン・オルドリッジ…アンドリュー

デイヴ・パウティスタ…レナード

 

 

小説からの映画化だったんだ。

原作通りなのかなあ。

 

別荘で過ごしていた家族の元に

4人組が突然現れ、

「誰か一人犠牲になれば、人類が救われる」

なんて言われても

絶対に納得するわけないじゃんよ。

 

テレビのライブ中継で惨事が起きてようと

それが自分たち家族にどういうつながりがあるってーの?

と到底理解し難いことを突きつけられても…ねえ。

だから私は一貫してアンドリューの意見に賛成でした。

 

っていうか、キリスト教の4騎士?

黙示録の説に登場してくる4人だけど

日本人にはなじみがないのでわかりません。

その4人は終末がビジョンとして見え、

恐怖におののき行動に移してるんだろうけども

家族たちは見えないんで

目の前にいる4人のおかしな行動に恐怖を覚えるしかない。

 

もちろん家族目線で私は見ましたが

なんで自分たちが選ばれたのか

家族の誰か一人死ねば、なぜ人類が助かるのか

未だ持って不明で見終わりました。

 

家族の子役の少女がいい演技をしてたなあ。

レナードが森の中から現れたときのうさんくさい眼。

4人組が家の中に入ってくるときの恐怖におののく眼。

車内でノリノリにパパたちと歌ってた表情。

うまかったです。

 

この家族がなぜこういう設定(ゲイカップルと中国人少女)

になったのか、

それとレナードが少女に質問してた鼻の下の…

そこらへんは明かされなかったけど

家族設定は意外性があって面白かったかなと。

 

物事を大きくとらえれば論でしょうが

そのために犠牲になるのは嫌です。

人類70億人がどうこうより、

自分の愛する人たちが死ぬ方がつらいです。

身勝手でしょうかね。

そんな、神のために死でもって生贄になるなんて

とんでもない話ですわ!!

 

この数少ない登場人物の中で

シャマランは何処に出てくるのだろうと思ってましたが

なるほど、そこにいたのか。

 

 

ノック 終末の訪問者(字幕版)