ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年

映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年

 

 

監督 高木淳

TARAKO…まる子

中川大志アンドレ

飛田展男…丸男/たまちゃん父さん/はまじじいちゃん

 

 

ひとつまえのクライムサスペンス「悪の法則」より

私にはこっちの方が単純明快でスッキリするわ。

映画版のちびまる子ちゃんです。

 

最近は日曜夜6時には

相葉マナブ」を見ちゃってるので

まるちゃんをずっと見てませんでしたが

たまにこうやって映画の長編を見てみるのもいいもんだ。

 

昔見てたのと変わらずで

花輪君は金持ちだけど嫌味なく優しくて太っ腹だし。

たまちゃん父はカメラで娘をうざすぎるくらい撮りまくってるし。

永沢君は言葉キツイし。

 

世界の国からやってきた子供たちが

ホームステイをすることになった。

という本編。

まるちゃんの家にはイタリア人のアンドレア君が来た。

アンドレア君のじいちゃんがマルコという名前なので

まるちゃんを気に入ったらしい。

 

セリフが絶妙に面白いんだよね。

会って早々の紹介で

いきなり「まるこ、好きです」とアンドレア君。

私はてっきり母をたずねて~のマルコを

想像しちゃったわ。

 

観光かねて

京都班と大阪班に分かれての行動。

なんば花月に行きたいという野口さんの案から

みんなして観に行くんだけど

初めて見るなんば花月で、

外国人の子供たちにどこまで笑いが通じるのか。

でもみんな、笑ってたんで良いか。

 

アンドレア祖父のマルコじいちゃんの話が

これまた良くて。

目を潤ませて見てたわよ。

まさかまるこでこんなに泣くとは思わなかった。

 

清水市ではホントに巴川で灯篭流しがあるんですよね。

こういう伝統行事が今でも失われてないところも良いです。

 

まるちゃんとアンドレア君が過ごした日に

スポットされてたんですが

他でペアで組んだ人たちにも

きっとずっと忘れない思い出が出来たことと思います。

いい話ですよ、ホントに。

 

これ、何年か前にテレビで放送してたやつを録画して

見たんです。

ちょうどさくらももこ先生が亡くなられた時だったかな。

追悼映画として。

 

映画のオマケで追加されてたのか

テレビ側でプラスしたのかわかりませんが

「まるこ、フランス料理を食べる」みたいな回も

最後に流れてきて。

 

唐突にまるこ母が

「今夜はフランス料理を食べに行くからね」と。

まるこづてに聞いた姉ちゃんが

「フランス料理食べた後に、一家心中でもするのか」と。

それぐらい当時では仰天イベントなんですわ。

(確かに今でも高額だよね)

このセリフも大好きですわ。

 

まるちゃん、久々に見てとても泣けるほど面白かったです。

 

 

 

映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年