監督 フランク・オズ
キャスト
ロバート・デ・ニーロ…ニック
エドワード・ノートン…ジャック
マーロン・ブランド…マックス
これでももう20年も経つ映画なのか。
なぜか見ないで過ごしてきちゃってた。
金庫破ってフランスの宝物、笏を盗んじゃおうとする
主役2人のどんでん映画。
そんな驚くほどのどんでんでもないが。
その地下室の笏を盗るために
ずっと作戦を練られてる前半は地味~に過ぎてって
ラスト30~40分前から
一気にハラハラ展開に切り替わりました。
ストーリーとして
小さい山場を作れば盛り上がるだろうものの
そういうのは一切なしで
最後にドカーンと緊張感を走らせたってやつですかね。
なんせ行動に移すまで、念入りの調査が長い。
まあ実際もそうなんだろうけども。
公園でのハッカー?のやり取りもそこまで緊張感はナシ。
どっかで見たような記憶があるので
さほど驚きもせず。
ってか、ノートンはクセ強すぎな役ばっかやってるから。
だからデニちゃんと仲良く窃盗チームを組んで
見事獲ったどー!の終わりでなくて良かったです。
最後までくせ者で終わらせてくれた。
俳優たちはこぞってベテランなので
決して飽きることもなく、
むしろ延々といろんな表情を見ていたい画になる彼等。
特にデニちゃんが檻の上で
ずーっとぶら下がりながら「待ち」をしてるところは
一緒に筋肉にチカラを入れながら観ちゃってましたよ。
ノートンめ、Sだなあ。
悪党役ノートンでしたが、
清掃員のダニーじいちゃんを生かしてくれたことで
許そう。
誰も死ぬ人が出なかった善良泥棒映画でした。
善良ではないけど。