レッドロック 裏切りの銃弾

監督　ジョン・ダール

キャスト

ニコラス・ケイジ…マイケル

デニス・ホッパー…ライル

J・T・ウォルシュ…ウェイン

なにか作業をしながらチラチラと見るぐらいで

ちょうどいい映画。

なんでしょう、運がない男というか。

職探しでレッドロックという街に来たマイケルでしたが

関わっちゃいけないものに欲が眩み、関わってしまった

自業自得な話です。

出会う奴が悪人ばかりで

どうにか街を出ようとするも

何度もレッドロックに戻っていってしまう。

「ここからレッドロック」

「ここまでレッドロック」

という看板に苦笑するしかありません。

悪人ウェインやライルにつかまりそうになり

そのままトラックに乗っかり街から出ればいいものの

下手に善人心が騒いでなのか、ウェインの妻の所に寄ったり。

なんで寄るかな。

毅然と断ち切ればいいのに。

金がないマイケルはガススタンドのレジのお金に

一瞬目をやるも盗まなかった。

見ている側から「あ、このマイケルって男、いい人なんだ」

と最初の方で思わせておいて

実はこの半端な善人ぶりが自分を不幸に追い込む形になるとは。

だいたいこんな状況で女と知り合って

「私のこと好き？」なんて聞く女はろくでもない。

1日？半日しか経ってないのに好きも何もない。

1回寝たぐらいじゃ好きかどうかもわからん。

なのに、将来をメキシコで云々を語り合うなんて

バカじゃなかろか、と普通は疑うがな。

車で、電車がせまってる踏切に

猛スピードで突っ込もうとせず

かわして並走していくとこ「だけ」が

一瞬緊張したシーンです。

あとは何も。

レッドロック 裏切りの銃弾