孤児院

 

孤児院

 

 

監督 フィリップ・ニアン

キャスト

ジュリー・フェリエ…施設の院長

ブルーノ・デブラント…サンドリン

 

昔の呼び名だね。

1911年に起こったフランスの実話での映画化。

いまでは児童養護施設っていう呼び名になってるし。

 

そこの施設が悪どくって

教育はしない、虐待しまくり、

ボロ布着せて食事も腐ったのを与えてて

挙句の果てに子供死亡させちゃって隠ぺいしようと。

 

検事が暴いていくって話です。

 

フランス映画なので

アメリカあたりと違い、おおげさな抑揚はない。

少し暗くて重めで淡々してての印象でした。

 

これは1910年代の話です。

どこの国でも言えることですが

100年経っても戦争はなくならないし、

こうやって虐待など大なり小なり起こってるしで

人間の業はつくづく深いよな、と感じました。

人間が地球上にいる限り

なくならないのかな。

生まれ変わっても学習しないんだろうな、って思ったり。

 

サンドリン役のおっさん、

一見にして生瀬さんに似てますが、なかなかセクシー笑

セクシーか?

いや私好みってだけだ。

 

映画での孤児院は男の子のみでしたが、

サンドリン夫妻がかつて経営していた孤児院は女子専用。

そこで売春まがいなことをさせて

買ったやつらは、出たぞ、富裕層。

もうあくどくって汚いことしかしないのかコイツラは。

 

施設側がやってた悪いことを

熱血検事がいかに裁判まで持ってくかってことに

焦点を当てていたので

亡くなった少年の母親の心情が

少し薄まってたような気がしたのが残念です。

 

 

 

 

 

 

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