一気見! 不適切にもほどがある! を見終えて

 

 

ヤフーニュースを見てると

毎回このドラマのことが取り上げられてて

そんなに面白いのか?

と話題に乗っかって一気に見てみました。

 

40後半から50代。

ちょうどクドカン世代の人には

両方の時代がリアルにわかるのでウケたんだろうね。

そんな私も楽しく見ることが出来ました。

 

なんとなく時代の流れに沿う形で

生きてきちゃったけど

コンプライアンスとか、世の中の便利品も含めて

改めていろんな物や事が変わってたんだなーと。

 

と言いつつも

市郎さんのように

まだまだ昭和あるあるを捨てきれない自分も

しっかり存在してます。

耳にうどんは刺してないし。

 

昭和61年から令和6年にタイムスリップだっけ?

その差は38年。

それでもーーー

よーく考えてみると

そのまた38年前と比べたら

世の中の文化、文明、社会は案外ゆっくりなのかもしれない。

 

だって昭和61年の38年前って昭和23年だよ。

かなり厳しい男尊女卑。

学校も小学生までが義務教育。

家電製品なんて金持ちしか使ってない。

戦争が始まる頃には食料さえ…ない。

これじゃあコメディドラマにならないもの。

 

このドラマを見てた今10代の人達でさえ

あと38年経ったら

令和の価値観がひっくり返されてる世の中になってるのかも。

ドラマでは市郎が2054年のタイムトンネルの中に

入っていってのラストでしたが

いろんな物が空飛んでるかもしれないし

たくさんの地下シェルターがあるかもしれない。

 

どこかしらで共感でき、

いつの時代でも生きづらさがありそうで

毎話ごとに大切な何かを見つけられた。

最終話を見終えて

あと30年後に日本はどうなってんのかな…なんて

想像力さえ掻き立てられる。

 

阿部サダヲはホントに昔から好きな役者です。

彼の芸名の由来がすでに不適切です。

このドラマ、見て良かったわ~!

 

今期はこのドラマと

正直不動産2以上のものは出てこないかもしれない。