虐待の証明

虐待の証明(字幕版)

 

 

監督 イ・ジウォン

キャスト

ハン・ジミン…ペク・サンア

キム・シア…キム・ジウン

イ・ヒジュン…チャン・ソプ

 

見るのきついかなーと思いながら鑑賞。

実際にあった話らしいです。

虐待シーンはやっぱりきついんですよね。

 

「生まれてごめんなさい」

なんて子供の口から言わすなんてもってのほか。

胸がつぶれる想いです。

 

こういう問題は韓国に限らず

日本でもあることだし

閉鎖的に家の中だけで起こってることが多いので

人の目にふれにくい。

昔の隣近所のつながりがあけっぴろげで良かった

とは手放しでは言いませんが

今の時代よりは無関心ではなかった。

今は今で防犯カメラっていう機器もあるからね。

外でしか発揮できないけど。

 

って、話がそれた。

あのゲーム三昧の父親と内縁の女。

普通に感情論として

こいつら死んでしまえ、と思いました。

子供を育てることができないのに

殴る蹴る放置するっていう心情が理解できない。

施設に託すとか考えないんだね。

子供のこと死んじゃえばいいのにって言ってましたが

ホントに死んだら検死で虐待ばれるんだよ

という「その先」を考えない浅はかさ。

 

虐待されてるのに

子供は本当のことが言えない。

それは言ったらまた虐待されることの恐怖かもしれないし

殴られても親はやっぱり親と思ってるのかもしれないし。

身近な大人は「親」だからね。

 

福祉士も病院も警察も学校も

ちゃんとした証明がないとそれ以上に介入できない。

こういうのって見ていてホントに歯がゆい。

あ、この映画での警察はやっぱりクズですが。

 

実話でもこれは子供の命が助かったセーフな映画。

実際は短い生涯で終わった悲しすぎる子供たちもたくさんいる。

自分の子を虐めた親よ。

たかだか10年20年の刑で社会に戻ってくるな。

 

人の子は何とも思わなくても

自分の子は愛しいってのが親ってもんでしょ。

へ?それ、私だけ?

 

でも、万が一こういう虐待行為を見つけたら

絶対動こうね。

いらない命なんてひとつもないんだから。

みんなが生まれてきてよかったと思ってほしいから。

 

 

 

 

 

虐待の証明(字幕版)