コーチ・カーター

コーチ・カーター (字幕版)

 

 

監督 トーマス・カーター

キャスト

サミュエル・L・ジャクソン…ケン・カーター

リック・ゴンザレス…クルーズ

ロブ・ブラウン…ケニヨン

 

 

自分はスポーツをしないインドア派だが

映画のスポーツ系ジャンルは感動モノが多くて好き。

 

これは実話もので

実在してるカーターさんが

母校のバスケのコーチとして赴任し、

落ちこぼれバスケ部員たちをやる気にさせるという話。

 

バスケのプレイシーンは編集なく

そのままを撮影してるらしい。

ただ、私が感動したシーンはプレーをしてるとこじゃなく

体育館にみんなが机と椅子に座って

勉強頑張ってるとこだったわ。

 

このカーターさん。

まあどこまで脚色されてるかわかりませんが

映画を観てる限りでは真の教育者だと思った。

バスケで「勝利」することだけを栄誉としていない。

彼ら生徒たちの将来も見据えて実行している。

 

それに良い意味で全くブレずに信念貫いてる。

言い換えれば頑固だけど、この頑固さが良い方に転じた。

教育って、こういうことなんだなーとハッとした。

 

それに名言が多すぎる!

厳しさ、優しさ、器の大きさを兼ね備えてた。

この人がコーチをしたことによってリッチモンド高校は…

というのを描かれている映画だが

彼自身の半生、そして思想なんかも映画にしてもらいたいぐらいだ。

 

日本で生まれた私には到底理解し難い、

犯罪都市に住む黒人の彼等。

卒業できる生徒は約半数。

大学進学は6%。

黒人男性3割が刑務所に行ってしまう環境。

 

規律や学が大事というのは

コレを見てごもっともと思った。

彼らの人生の分かれ目を淵で引き受けた人なんだな。

陽気なシーンもたくさんあったけど

映画以上にご苦労あったと思います。

 

やっぱり見て良かった映画。

 

完全に余談ですが

腕立て1000回はまず無理。

やってみてから言えというのも無理。

20回もできない自分ですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コーチ・カーター (字幕版)