ベルナのしっぽ

ベルナというのは盲導犬
目が見えない夫婦がいて、妻がベルナを迎えてからの十数年を描いている。
主体はあくめでも障害者の妻しずくなのだが、ゴメン涙は出なかったよ。

郡司さんという方が基になっている。
今でもまだまだ大衆には認知が足りない盲導犬だが(私は出会ったことない)
昭和50年代に「目」としてともに過ごす盲導犬に対し、世間の冷たいこと。
それを理解してもらおうと、主人公しずくは頑張るのよ。

でもね、これは作り方が悪いのか?
なんか道徳授業のような、教育テレビの延長線上にしか見えない。
決してウソ臭さはないのに地味にとんとん話が進んでいく。
一見嫌な役の奴も、ものわかりが良すぎるというか。

それと、同じく目の見えない夫を田辺誠一が演じてるのだが下手だー!
んでもってなぜ夫が語り部なんだ?
んでもって夫、死んでまうし。。。。。

動物映画好きなだけに、どうも物足りなさを感じた。