フューリー

ブラピのね。
戦争映画なの。
私、戦争映画って不得意。
誰が誰でっていうのが今一つわかりづらくて
画面が延々と灰色だし、銃撃戦多いし。

でもこれは見やすかった。
色んな人物も見分けられた。
なので残酷性も緊張感もあって飽きなかった。

ドイツの女性宅で過ごした一時が
唯一狂気の世界から日常の穏やかな時間に。
ここの流れは良かったな。
恋したエマが数十分後に死んでしまう。
こっからノーマンに戦闘力が芽生えちゃって。
気持ちは痛いほどわかるさ。
しかもドイツ人のエマが味方のドイツの砲撃で死んでまうんだもの。
憎っくきドイツめ!ってなっちゃうよなあ。

最後はなんで見逃されたんだろう?
見逃した?ドイツ兵はノーマンと同じ新人兵だったのかな。
最後の最後の場面。
戦車の周りに死体がいっぱい。
戦車一台でよくぞこんなに、という気持ちと
リアルグロっぽさが出てて嫌~な感じ。

ドイツ兵だって好きで戦ってるわけでない。
全てはクソヒトラーが招いた。
やだやだ、戦争はホント嫌だ。
幸せなんてこれっぽっちもありゃしない。