トランス・ワールド

 

 

監督 ジャック・ヘラー

キャスト

キャサリン・ウォーターストン…サマンサ

スコット・イーストウッド…トム

サラ・パクストン…ジョディ

 

 

思いっきり予想を裏切ってくれて

嬉しくもあり、驚きもあり

よく練られてるなーと感心した映画でした。

 

 

店屋襲撃から、いきなりの場面展開で

店主人を銃で撃とうとしてた女ジョディが

小屋の前に現れたときには

ああ、死の崖っぷちにきちゃったんだね、と予想。

 

サマンサもトムも変な夢見て起きるんで

ああ、自分が死んだ瞬間の時を想像してんのかな

でもまだ死んだことに気づいてないのかな

って思いながら見てた私。

 

そうは問屋が卸さない方式でしたね。

 

みんな自分がいかれてるとはおもってないし。

でも三途の川ならぬ、迷いの森にはまって

必ず小屋の前に戻ってきてしまう。

 

果たして、この小屋は生死を左右するアイテムなのか。

上手くいけば生き返れるし

間違った選択すれば死んでしまうのかな。

なあんて、いろんな想像をしながら見てたんですよ。

 

大間違いでした!

 

それより上回って

場所はおろか

時代すら違うタイムトラベル!!

しかも皆、肉親(笑)

奇想天外摩訶不思議ったらありゃしない。

 

この後半からのたたみかけは半端なく面白いです。

 

で、ラスト。

ジョディさん、変われば変わるもんですね。

冒頭の物語とつながっててまさにGoodです。

 

点と点の謎が

つながった時にゃ

スッキリして気持ちいいです。

 

が、ドイツ人の兵士さんにサマンサが説得。

ものの5分でこの話を信じ込ませるなんて

神業でしかありえません。

 

 

 

 

 

トランス・ワールド [DVD]