監督 ピーター・ジャクソン
キャスト
ナオミ・ワッツ…アン・ダロウ
ジャック・ブラック…カール・デナム
エイドリアン・ブロディ…ジャック・ドリスコル
3月は昔の名作を見返してみよう月間。
有名なキングコング。
しかし33年版ではなく、あえて2005年版を選んだ。
どんな話かっていうのは詳しく知らない。
有名なのはエンパイアステートビルのてっぺんに
ってとこぐらいなシーンだけ。
当時のはストップモーションアニメだし
コッチの方が、より迫力あるかなと思って。
映画は好きでも、通ではないので、そこのところお許しを。
予想以上にスペクタクル。
予想以上にドキドキしたし、泣けるし。
まさか恐竜とか出てくると思わなかったし。
監督がキングコング愛が強いというのが
かなり伝わった。
それを映像として表現できる仕事につけて良かったわ。
コングが落下していき、涙をしたのは監督と一緒だけど
私にはそれをリメイクして表現するなんてことできないもの。
3時間という長い尺を使っての話。
最初の1時間はキングコングは出てこない。
もしかして無駄に長いだけなのか？この映画。
と思ってた前半。
この人間ドラマをしっかり描いていたからこそ
これから度々起こるいろんなパニックシーンで
それなりに感情移入できるってもの。
削れないよね。
恐竜や虫やらが出てくる中盤は
さながらジュラシックパーク並みに迫力があったし、
沼地で虫大群攻撃は妙にキショかったし、
見ごたえありました。
一瞬、なんの映画見てるんだっけ？とよぎるほど。
それぐらいこだわりある作りだったし
恐竜好きにはたまらなかった。
ホント、オリジナルを知らないんで喜びの驚きでした。
後半はコングとアンのラブストーリー。
けど悲哀に終わる。
髑髏島で2人で一緒に眺めた夕陽。
一番高いビルから2人で見たニューヨークの風景。
ちょっとツンデレのようなコングなのに
いざという時は全身全霊でアンを守る。
ずっとこの穏やかな時間が続いててほしいと思ってしまう。
前、中、後とカラーが違うこの展開で
3部作を見ているようでした。
コングの雄々しさが本当に胸を打ってね。
あー、カッコいい。
これ見てやっぱ思いました。
一番野蛮なことをして自然を破壊してるのは
人間だよなって。
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