ヴィレッジ

 

 

監督 藤井道人

キャスト

横浜流星…片山優

黒木華…中井美咲

古田新太…大橋修作

 

 

ヴィレッジといったらシャマランでしょ。

同じタイトルをつけるなよ。

そして色々と予告までやって

「おぉ、閉鎖的な村で何かが起こるのね」

と思わせておいて

いざ見たら、全然思ってた話と違ってた。

なんかただのサスペンスだった。

期待さすなよ。

 

能を舞うシーンも

能面をつけて歩いてる村人たちのシーンも

能面を被るシーンも

いらないっちゃあいらない。

あくまでも小道具のひとつで、直接関係してこない。

タイトル詐欺ですわ。

 

流星君主役なら「きみの瞳が問いかけている」の方が

よっぽど役が活きてたような気がする。

こっちは役にしてもなんだか微妙。

ただ他の役者さんたちはとても上手かった。

特に脇役陣ね。

哲太や西田尚美はすっごい上手い。

木野花さんがいつの間にかおばあちゃんになってて驚いた。

 

どこぞの県でどれだけの集落で

若者も少ないんだろうに

若い人たちがこぞってタトゥー入れてるのも

なんだかな?って感じ。

 

反社と村のつながりや

主人公の親が過去にどーしてだの

もっと最初の方でわかりやすくしてほしかったし

で、優や美咲は最後はどうなった?も回収不明だし

(優はホッと笑ったのでいろんな肩の荷が下りたのはわかったが)

スッキリとは言い難い話でした。

 

シンプルに考えるとするなら

夜のゴミ処理で狩りだされたのは

不法投棄ではなく

殺された人々を埋めていく作業だと思ってたので

もう最初っから予想と違ってた映画だったということです。