疫起 エピデミック

 

 

監督 リン・ジュンヤン

キャスト

ワン・ボーチェ…シア先生

ツェン・ジンファ…タイホー看護師

クロエ・シャン…リー先生

 

 

コワイコワイ。

そういえばSARSウイルスは中国で流行してたよな。

テレビで流れてたもの。

日本に出回る前に終息したようなので

良かったねーとは思いながら

まさか15年後に新型コロナで全世界が覆われるとは

誰にも予測はつかなかったろう。

 

未知なウイルス。

感染経路もわからず、飛沫か接触かもよくわからず

死者も多く出るし。

始めの方の新型コロナの恐怖を皆が味わったので

ウイルスは違えどもコワイ共感はできました。

 

医者が逃げ出すのも

看護師がストを起こすのも

気持ちはわかる。

間違ってはいない。

というか正解はない。

 

医療従事者だからこそ

自分のことよりも

患者を救いたい

恐怖だけど助けたい。

この気持ちもわかる。

わかるといっても私は従事してないので

怖さの方が先に立つが。

だからこそ

身を削ってまで看護してくれる方たちに

感謝をしたい。

 

新型コロナのピーク時も

現在も看護してくれる方たち、

ありがとうございます。

 

これはあくまでも映画として作られてるけど

きっとSARS患者が発生した、とわかったときには

こういう大混乱だったんだろうなと思う。

 

それまでいつも通りに開いていた病院も

陽性者が出たことによって

A棟とB棟の壁がハッキリ出来てしまった。

人々の恐怖が伝わり

B棟の空気を吸うのも怖いだろうと思った。

 

心優しいタイホーも

上川隆也似のシア先生も

最後はどうなったか描かれてなかったけど

助かってほしい、と願ってしまったエンディングでした。

 

コワイコワイ。

正体がつかめないものは本当にコワイ。