トンネル 闇に鎖された男

ジョンス…ハ・ジョンウ

セヒョン…ぺ・ドゥナ

救助隊長…オ・ダルス

・トンネル崩落事故で生き埋めに!

閉所恐怖症の私にとったら苦しすぎる映画だったわ。

もう見ながら心臓バクバク!

それでも見続ける。

事故が起きてから、それのみの話ではなく

政治家やマスコミに対する問題提起にもなる韓国自虐映画なのか。

ほんと、クソ野郎たちだと思ったよ。

最後まで。

主人公は大鶴義丹似のハ・ジョンウ。

いいとこも悪い面もしっかり描かれていて、人間らしい。

妻は田畑智子似のペ・ドゥナ

いつのまにか奥さん役なんかできちゃってる。

恐怖だよ!

車ペシャンコで目の前はトンネルの残骸や送風機。

時にガラガラと崩れる音するし。

何よりも独り。

絶望的。

途中、もう一人生き埋めにされたであろう女の子と犬が現れて。

どれだけ心強かっただろう。

いつ助け出されるかもわからない。

映画だからなんぼだけど

35日って…ペットボトル2本と誕生日ケーキのみ。

いや、いやいやいや

肉体が先に朽ちるか、精神が先に崩壊するかっていう怖さが。

これ見たら、当分トンネルには入れないよな。

娘がプレゼントとしてワンちゃんをおねだりしてたんだ。

だからあの犬は最後まで一緒にいたのかな。

でも最後、あの犬は出てこなかったけどどうしちゃっただろう。

犬がいたのも生きる執念の一つだよね。

それとあと一つ思ったんだ。

携帯のバッテリーが切れっちゃったとき。

死んだ女の子の壊れた携帯のバッテリーは調べたのかな。

まだバッテリーそのものは生きてたかもしれない。

最初は丁寧だったのに

徐々に急ぎ足な展開になってっちゃって

そのへんは省かれたのかもしれない。

外の人たちは隊長以外、みんな他人事で身勝手で

心配してるフリばっかの人たちばかりで

イライラしっぱなし。胸糞悪くなった。

恐ろしい映画ですわ。

トンネル 闇に鎖された男(字幕版)