監督 クリストファー・ノーラン
キャスト
ヒース・レジャー…ジョーカー
アーロン・エッカート…ハービー・デント
ホアキンのジョーカーがいつまでも頭の中に残り続けてるんで
ヒースのジョーカーを見て打ち消してやることにした。
前に見てんだけどね。
もちろん当然、比較しちゃうよね。
もう完全にノリノリの悪党ジョーカーだ。
こっちのジョーカーのほうが
「人生は喜劇だ!」っていうふうに悪を楽しんでるわ。
ジョーカーに同情もいらなければ、共感すらしない。
このキレまくりの行動に、揺るがない精神。
ある意味スカッとするわ。
関わりたくないけど。
痛み感じないのかね?
ダークナイトの映画見ながら
「ジョーカー」のストーリーを頭ん中でリンクさせてみた。
こっちと向こうのジョーカーは全く別物だけど
でも一応、「ジョーカー」にもブルースは10歳くらいの子供として出てるしね。
こっちのジョーカーが今50歳とする。
20年前にアーサーがジョーカーに。
だからブルースは30歳くらいなんでちょうどいい。
この映画でバットマンはジョーカーを病院送りにさせる。
↓
病院に入ったジョーカーは心理カウンセラーと話す。
どういう経緯でジョーカーになったか。
20年前の話から「ジョーカー」が始まる。
とすると、
最後の方のカウンセラーと話してるアーサーに
白い短いひげがチラホラ、というのに筋が通る。
あ、やっぱり「ジョーカー」をもう一度見ないといけない。
「ジョーカー」の話はおしまい。
こっちのジョーカーについて。
「この顔の傷、どうやってついたのか知りたいか?」
時には母から、時には養父から、時には自分から。
どれが本当か、全部嘘っぱちか。
次から次へと出てくるジョーカー傷物語は、さすがジョーカー。
「正義」のかたまりのデイトをどん底まで突き落としたジョーカー。
彼は人を殺すことに喜びを見出すサイコキラーではなく、
善人を悪の世界に引きずり落して「共感」を得ることに
楽しさを感じる狂人。
ほーら、誰しもがこっちの住人になれちゃうんだよ。
ブレない、迷いがない、心底好き勝手やってる。
もう見事ですな、ジョーカーさん。
こんなんがゴッサムにいるんだから
やれやれです。
![]() |