JUNK STORY

 

 

監督 佐藤太

 

 

「また 春に会いましょう」♪

 

春になるとこの曲が頭の中で流れだす。

そして

ああ、GWも近いよなあ。

hideの命日がそろそろだ。

なんて、思い出す。

 

本当にこの時期、しかも毎年、hideを思い出す。

 

20thメモリアルLIVEにも行ったっけ。

だからって、私はそこまでhideのことは知らない。

ファンと呼べるような域までいってない。

 

それでもhideの曲は好きだったし

彼の芸術?アート性が好きだった。

 

hideちゃん、

もうみーんな50代になっちゃったよ。

外見はそれぞれ変われど(失礼)

中身はきっと誰しもが全く変わってなかろうよ。

hideちゃんを思う気持ちも変わらないよ。

 

尾崎もその中の一人なんだけど

hideが生きてたら

音楽シーンはまた違う形になってたかも。

hideに影響されて出てくるミュージシャンが

続々変わってたかも。

だって、あれから22年も経ってしまってるしね。

 

それだけhideがやろうとしてたことは斬新だったし

改革だったし

強い衝撃を受けたんだもの。

 

私みたくhideの曲しかよく知らない人、

X JAPAN」のhideしか知らない人、

あと初めてhideの名前を知った人、

hideが亡くなってから生まれてhideを知った人。

このフィルムで、いろんなhideが知ることができる。

 

誰のインタビューだっけ?

hideが酒飲んで酔っ払って

タクシーにライター投げつけて止めさせちゃった、とか。

なんて悪い奴なんだ!

真面目に酒癖悪くって、

酒のせいで逝っちゃったんかね。

あっという間過ぎて反省してるだろうね。

親より先に…だもんね。

 

けれど空は青かった。

あの日、晴天だった。

誰よりも愛されてて、

あの場所にどれだけの人が集まっただろう。

思い出すと時が止まってしまうわ。

 

そんなわけで

春になるとhideをしみじみ思い出す。

そして私、誕生日だ。

一つしかない命。

大事にしていかなくちゃ。