監督 トミー・ウィルコラ
キャスト
ノオミ・ラパス…カレン・セットマンと他曜日
ウィレム・デフォー…テレンス・セットマン
・人多すぎで食料不足のため一人っ子政策施行の2050年位
・第2子以上は冷凍保存させ、数十年後に解凍？するらしい
・そこへ七つ子の女児が生まれ隠れて30年経過
・七人いるため、カレンと名乗り、一人が一週間に一度の外出。
・うまく世渡りしていたがある日マンデーが帰ってこないとこから…
これはおススメだ！
全く知らないでいたぞ！
なんで自分の見たいリストから埋もれていたんだろう。
まず、一人8役を演じたノオミさんに拍手！
もちろんスタッフ技術もあるんですが
このカレンと七曜日の演じ分けがわかりやすくて素晴らしい。
カッコがついたからいいものの
7つ子ってかなり多すぎないか？
せいぜい５つ子でも良かったろうに…
でもそうなると曜日設定がうまくいかないのか。
マンデーは月曜に外出。
フライデーは金曜に外出。
その日起きた出来事は夜に全員で網膜ビデオカメラみたいなので
行動を復習把握。
誰がどこで何をどうしたか、っていうのをしっかり頭に入れとかないと
人と会ったときに会話とかがかみ合わなくなるもんね。
しかし、サタデーとサンデーは
学校も休みだし、職場も休みだし
ずっと生涯休みの生活だわ。
それでいいのか？
事件が起きるまでの
それぞれの曜日の個性が面白くって
もっとずーっと見ていたかったんだけどな。
あと、主人公は絶対死なないというのがない。
まあ7人もいるから生き残る人はいるにはいるんですが。
ピンチを脱して助かるものと思ってるから衝撃だった。
第2子以上は自動分配局ってとこに連れてかれて、
という方針らしいが
数十年後に目覚めたところで
親たちはもう死んでるかもしれないのに
どうすりゃいいんだ？
しかも生まれたての新生児とかじゃなく、
小学校低学年の子らがバレて連れてかれる。
網の目くぐって育てたのかもしれないが
あの年齢じゃあ、可哀想すぎる。
たとえ数十年後に解凍されても、死んだとしても
どっちにせよ可哀想すぎないか？
ならば、妊娠した時点でどうにかならんのか？
あの政策。
というのが後からの疑問として出てきたが
見ている最中はそんなのお構いなしのノンストップな展開。
構想練った製作の人や、
監督、演者さん、
全ての人に称賛を送りたい。
おもしろいSFサスペンス映画ありがとう。
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