ナイト・ウォッチャー

ナイト・ウォッチャ―(字幕版)

 

 

監督 マイケル・クリストファー

キャスト

タイ・シェリダン…バート

アナ・デ・アルマス…アンドレ

ジョン・レグイザモ…刑事

 

 

あらすじ

発達障害のバートはホテルのフロントで働いている。

仕事は真面目で優秀。

コミュニケーションの仕方を学ぼうと

ホテルの部屋にカメラを仕掛け、それを家でチェックする。

勤務中のある日のこと、女性が部屋にチェックイン。

仕事時間が終わり、家でその女性のいる部屋をチェックしてた。

すると男ともみ合う女性がっ!

慌ててホテルに戻り、その部屋のドアを開けてみると女性は死んでた。

第一容疑者として疑われてしまうバート。

どうするのか…。

 

 

主役は「レディプレイヤー1」のお兄ちゃんだ。

発達障害の人と接したことはないが、

母親の愛情や疑われてかばう姿は痛いほど伝わってくる。

タイシェリダンは演技力が高いので、

こういう役も初めて見るが、安心して見れる。

 

人との会話の途中で、あるひとつのこだわりスイッチが入り、

それを延々と語るシーンがあるが、

その膨大な知識力に感嘆と興味を覚えた。

確かドラマで草彅君も自閉症の役やってなかったっけ?

役としては、セリフ覚えが大変だろうが

周囲の理解があれば、高い力を発揮できる人になれる。

障害でなく、個性と呼んでもいいのでは?

 

話がそれたが、

コミュニケーションをもっとうまくとろうとしてる

バートの向上心はわかるが、

まずそもそもホテルの部屋にカメラを仕掛けるってとこが

おかしいだろう。

ってか、犯罪だろう。

ピュアな心を持ってるとか否か知らんが、

そういうことを思いつく、ってのが恐ろしい。

人のプライバシーを盗み見るってこと考えない。

それも特徴なわけ?

自分が思ったことやしたいことをまっしぐらに行動するのは。

 

でも善悪の区別はわかるんだよね。

警察にも部屋にカメラ設置してます、って言わなかったし。

悪気はない、

学習のために…って、だからこの障害役にしたような設定。

うーん、でした。

 

ラストはなんだか無理がありすぎて。

そこまで人の気持ちを酌んだり、

裏切りを予測して行動を起こしてみたり、

賢すぎやしないか?と。

恋をしたことによって、目覚ましく成長したということでしょうか。

 

ジャケットがサスペンス系でしたが

実際はそうでもなく、

バート君の恋をしました物語でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナイト・ウォッチャ?(字幕版)