1408号室

1408号室 (字幕版)

 

 

監督 ミカエル・ハフストローム

キャスト

ジョン・キューザック…マイク

サミュエル・L・ジャクソン…ホテル支配人

メアリー・マコーマック…リリー

 

あらすじ

オカルト作家のマイク。

だが幽霊は見たことないし、そもそも信じてない。

そんなマイクに絵ハガキが届いた。

写真はドルフィンホテル。

差出人は不明。

一言のみ。

「1408号室に入るな」

入るな、と言われたら入ってみたくなるものだ。

ホテルの支配人との交渉が始まる。

 

 

 

10年前に見てましたが、再度鑑賞。

けっこう自分って数字がタイトルにある映画って好きなんだよな。

時間がタイトルだったりするのも好き。

 

ホテルの1408号室には

何かある、と思わせる支配人との話のやり取りが

精神的には一番、恐怖心が煽られた。

あんなこと言われたら

やっぱ、どーしても物好き…いや、物書きなら

入ってみたくなるでしょ。

 

いざ入室したら摩訶不思議な世界になっちゃったよ。

っていうぐらい、

いろんな現象が起きましたが。

でもホラー特有の

真っ暗な中で何してるかわかんないや…

というのがなかったので非常に見やすかったです。

むしろ明るすぎじゃね?と思った。

かといっても、夜に一人で観たら驚くんだろうな。

 

部屋に入ってからは、ほぼ一人密室状態のマイクなんで

場面展開がありません。

部屋から出られず、向かいのビルの人影に助けを求めるも

昔の鏡コントのように相手は同じ動きしかしてくれない。

そう、一歩間違えれば

この映画はコントになってしまうのです。

 

部屋に入る前は

あんなに意気揚々と支配人に

「ボクは作家生命にかけて、絶対部屋に入るんだー」

と言い切っていたのに

手を怪我したぐらいで「もう部屋から出たい」と

音をあげちゃうのは弱りんぼさんでしたね。

 

最後のシーンで

実は…っていう考察みたいなのが評価分かれてるようですが

正直どっちでもいいです。

なんせ、なんだかわからない奇妙さが

恐怖心を煽るのであって

部屋の中が雪で覆われたり、炎に包まれちゃったら

ああもうクライマックスが近いんだね、

と映画ラストの現実に引き戻されるだけなんで。

 

 

 

 

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