十二単衣を着た悪魔

十二単衣を着た悪魔

 

 

監督 黒木瞳

キャスト

伊藤健太郎…雷

三吉彩花…弘徽殿の女御

伊藤沙莉…倫子

 

 

あらすじ

フリーターの雷は就活もゲキ落ちで、

彼女からも別れを切り出され

出来のいい弟と自分を比較し、卑屈になっている。

源氏物語」に関する設営のバイトをするが、

帰り道の家付近で光に吸い込まれ気を失う。

気がつくと平安時代源氏物語の世界にきちゃってた。

 

 

ひとつ前に見た韓国映画「エンドレス」はタイムリープ

こっちはタイムトリップしたお話です。

しかも、江戸時代より前の平安時代。飛ぶ飛ぶ!

 

監督名知ってビックリ。黒木さんだったん?

こういうのをやりたかったのかしら?

それはさておき、

なにかとタイムトリップ物を比較して申し訳ないですが、

いろんなところが軽いです。浅いです。

ですが、とても見やすかったです。

きっとラストはこうなんだろうなあ、と思ったら

あまりにも予想通りすぎて、、、どうなんだか。

 

源氏物語

はて?歴史で習ったはずですが忘れてしまってます。

光源氏しか名前がわからん。

三好さんが演じる女御は肝が据わってる強い女性。

決してブレない。

この時代にこういう女性が実在していたのならば

それ以降の男尊女卑も少しは軽減していたかもしれない。

史実はどこまで腹黒い人だったか謎です。

 

三好さんが悪いわけではないんですが

(むしろ良い評価をつけたい)

雷以外はみんな年月経って、老けていってる。

白髪もチラホラ。

三好さんも一応白髪混じりのヅラつけてるっていうのに

肌はハリがあり、ツヤツヤ。肌だけ20代。

ちと違和感あったので、どうにかメイクを変えてほしかった。

せめて目じりのシワくらい入れてほしかった。

 

あくまでも個人の意見です。

伊藤沙莉ちゃんが源氏の世界では似合ってませんでした。

雷との初夜?で顔見せした時、気づくのに時間かかったわ。

顔も体もまんまるに見えてしまって。なんかブサイクで…。

今の時代の沙莉ちゃんはとってもかわいいのに。

 

あとタイトル。

悪魔って…女御さんのことを指してるの?

原作が内館牧子さんなんですが、映画と原作って一緒?

とても損してるように思います。

まさか「プラダを着た~」にかけてるのかね。

あまりにもナンセンスなタイトル。

 

気楽に見る分にはピッタリな映画です。

軽いし、浅いんで。

 

 

しかし…義母の藤壺にまで手を付ける光源氏って

相当気持ち悪い男だね。

 

 

 

 

十二単衣を着た悪魔