ビューティフル・レターズ 綴られた言葉

ビューティフル・レターズ 綴られた言葉(字幕版)

 

 

監督 クリスチャン・ヴィッサ

キャスト

アリー・アンダーウッド…マギー

バーニー・ダイアモンド…サム

 

 

知らない人から手紙が届いたマギー。

この差出人を探し始めると、

老人ホームで暮らしているある男性だった。

彼は励ましや祝福の手紙を書き、

電話帳からランダムに送る相手をピックアップしていくのを

日課としていた。

 

っていう話です。

自分が得意とすることは手紙を書くこと。

常にポジティブな言葉で綴られて

その幸せになる気持ちを

他の人におすそ分けしている老男性。

 

彼が外出するときには

祝福のカードを数枚持ち歩き、

ピン!と来た人に差し上げるという。

 

偶然にその手紙が届いたマギーは

老男性と一緒にカードを配ったり

ホームの人達とも仲良くなっていく。

 

化粧は濃いが、

純心で素直なマギー。

こんないい子がいるなんて。

親や家族のの問題や、彼や友人の裏切りなど

どん底なことが起きるが

老男性との出会いでポジティブに立ち上がっていくんだな。

いい子だな、マギー。

 

実話かどうか知らんし

かなり美化されてるような気もするが

良い話には変わりない。

 

まず手紙という、人が書いた直筆には

心がこもってる。

あいだみつをのように字のクセも込めて。

これはデジタルの言葉や文章では

味わえないものがある。

字のクセで読みづらいというデメリットもあるが。

 

最近のLINEだと

短文すぎて相手に誤解を招いてしまう場合もあるし、

絵文字やスタンプで済ますときもあるので

私個人の意見としてはLINEは全く心に響かない

ただの連絡メールだ。

 

反論する人もいるかもしれないが

じゃあ10年20年先に、そのLINEメールは手元に残ってるか?

と聞かれれば残ってないだろう。

手紙やカードは残る。

 

付き合う前から彼様がくれた手紙が

秘密の場所に隠してある。

見返すことはないが、捨てられない。

これはすでに25年以上経過している。

 

半年前に父が亡くなり

部屋を整理してた時に

父の妹、叔母さんが父宛てに年に2回ハガキをくれてたようだ。

それを笑いながら泣きながら見て読んだ。

父本人のプライバシーは亡くなってしまったので

私にさらけ出されてしまったが

心がこもった叔母の文字で温かい気持ちになれた。

 

やっぱり手紙はいいね。

時間も労力もかかるけど

その人に向けて言葉を考えて綴る。

そしてあとに残る。

 

そんなことを考えながら

手紙ブームって再びこないかな、と思ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

ビューティフル・レターズ 綴られた言葉(字幕版)