アイ・アム・サム

I am Sam アイ・アム・サム(字幕版)

 

 

監督 ジェシー・ネルソン

キャスト

ショーン・ペン…サム

ダコタ・ファニング…ルーシー

ミシェル・ファイファー…リタ

 

 

これも昔見てたので見返し映画。

昔はショーン・ペンの演技力と

ダコタちゃんの可愛さだけに目がいってたけど

改めて見たら、親として考えさせられる映画になりました。

 

もちろん主役がサムで

サムの親としての愛情を軸に描かれてるんだけど

里親になろうとしてるランディ役のローラ・ダーン

(ホントの親にはやっぱり敵わないわ)

っていう心情の辛さがちょびっと伝わってきてしまいました。

台詞にはそんなのなかったけど、顔や雰囲気がね。

 

あと裁判での、自身の子供の育て方で悪いとこはなかったか?

の言い争いしてるとこね。

印象に残ったとことしては。

そりゃあ完璧な親なんていませんよ。

子供が何かしでかした時に、チラッと揺らぎますよ。

大人、親といっても完全に人格形成された人間なんていないもの。

 

7歳程度の知能しかないサム。

娘がこれからも成長していくのに育てられるか?

の検事の問い。

ぬるい考えの私が言うと「ぬるい」と言われそうだけど

スローペースながらでも

普通にスタバで働くことも出来るし、

お金の計算も遅いけど出来るし

家事もたぶんやれてたはず。

健常者と言われてる人たちには

九九もできない人もいれば、料理すら作れない人

究極、我が子を人間として育ててない人もいるし。

スタバなんて、私には独特の用語が多すぎて働けませんわ。

サムの方が覚えてて賢いっす。

一番大変な赤ちゃん期、幼児期を

ヘルプしてもらいながらでも乗り越えたのだから

育てていけるっていう答えの方が妥当でしょう。

 

映画ですから。

 

法廷に立つ前夜、サムがリタ夫のスーツを着た時

一瞬真顔になったサムの顔が

ショーン・ペンのかっちょいい顔になってしまったので

色気を感じてしまいました。

いや、彼は元々カッコいいんですけどね。

これ、サムの役なのにカッコよさ出してどーするって…。

 

 

 

 

 

 

I am Sam アイ・アム・サム(字幕版)