幸せはシャンソニア劇場から

幸せはシャンソニア劇場から (字幕版)

 

 

監督 クリストフ・バラティエ

キャスト

ジェラール・ジュニヨ…ピゴワル

ノラ・アルネゼデール…ドゥ―ス

クロヴィス・コルニアック…ミル―

 

 

夜寝る2時間前に見ると

ポワンとした感じで眠りにつくことができる映画。

 

フランスなのでシャンソン

そしてミュージカル?

といっても舞台の上から歌ってるので気にならない。

話してる最中、いきなり路上で歌いだす

コテコテのミュージカルは苦手。

 

1930年代のパリ。下町。

ここの雰囲気はバッチリで、美術スタッフが素晴らしい。

これを楽しめるなら最後まで見れる、と思う。

が、私としては

殺人を絡めないで劇場の閉館、再建、人情ドラマで

綴った方が温かみが増したと思うんだが。

 

悪役の親愛王も含めてだけど

出てくる出演者がみんな魅力的。

みんな名前すら知らない俳優さん達なのに。

親愛王はなかなか純愛男じゃないか。

ラジオ男のおじいちゃんも見間違えるほど途中からナイスガイ。

ラジオ男が動き出してから

こっちまで血が騒ぎだしてゾワゾワでした。

 

不況もあるし、達者な芸が少ないせいもあるし、

なかなか以前のように賑わうまで困難な道程を歩んでる

みんなだけど

見つめて目指してる方向が皆一緒というところは熱くなる。

 

笑いどころはジャッキーのお葬式でしたね。

ジャッキーを想い偲び、彼の服をみんなが着てるw

服のセンスが笑えるw

泣き笑いできそう。

 

映画を見終わった後も

メイン俳優たちの表情はぼんやりせず、脳裏に残ります。

楽しそうに演じてる彼等。

こちらまで幸せな気持ちになり眠りにつくことが出来ました。

(って、今は早朝っす)

 

 

 

 

 

 

幸せはシャンソニア劇場から (字幕版)