ラバー、ストーカー、キラー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

監督 サム・ホプキンソン

 

 

インタビュー形式から始まる映画か

と思ったらドキュメンタリーで

ずっとインタビューでした。

 

殺人事件にまで発展してしまいましたが

犯人は異常なほど執着心を持ってるタイプ。

 

ここまで長年かけて策を練って、演技もし、

自宅まで燃やし、自分も他人も傷つけて

一体、何を得ようとしてるのか。

 

もう彼に振り向いてもらいたいという事をこえて

異常に歪んだ愛に変わってしまってます。

愛じゃなく執着だよね。

 

生霊より怖い、取り憑き魔。

 

コイツのせいで罪をかぶせられてしまった本人や

その家族たちが気の毒でならない。

作り物のホラーサスペンス映画以上に

やってること、ぶっ飛んでます。

 

出会い系、マッチングアプリで出会った相手。

こういうサイトだけが元凶ではないけど

世の中には

得体のしれない人も混じってるってこと。

 

整備士の人が寂しいからと始めた出会いサイト。

そこからの事件。

インタビューは事件解決後や裁判で結果が出てから

されたんでしょうが

整備士さん、淡々と話すんで悲壮な顔してない。

中盤、これ以上深い事件にならないように

引っ越しまでしたというのに

またまた別の出会い系サイトに登録。

寂しい=出会い系

という図式になんだか萎える。

なぜこうも単細胞なのか。

 

まさに奇跡体験アンビリバボの

1時間くらい長くしたSPの事件のようでした。